自分から諦める事は、やめろ

プロフィール

現場に足りない服を持って駆けつける【救急案件】が2件続いた。。。1つはベストが入らない。1つは、良い服がなくタレントから「コレだけですか?」と言われる始末、、、。やってしまっている。。。

ベストが入らないに関しては、完全にチェックミスだった。今回はタキシードの3ピースを用意したのだが、ジャケットを羽織った瞬間に「イケる」と判断し、パンツとベストは見なかった。

98%の3ピースはサイズ表記を見て、ジャケットだけ羽織れば全てのパーツのサイズ感が分かる。今回は、細いブランドでもなかったので、完全に安心しきっていた。。。今後は全てのパーツを念入りに見る事としよう。

もう一つの案件は、前日から嫌な予感がしていたが不安は見事に的中した🎯「自分の感覚にもっと耳を貸さないといけない。。。」と感じた。

過去に着せてきた服からするとデザインも色も地味、派手な色を好むタレントさんだったので、秒殺された。今回の収録は内容的にタレント自体が気合いが入っていた為、タイミングも最悪。

急遽代わりのものをメイク中に集めてお持ちしたが、それもダメだった。面目ない、、、。

スタイリストの仕事は準備が100% 前夜までに細かいところまでシュミレーションして、予備を用意していないと現場でクライアントを困らせることになる。

突然のトラブルで迷惑をかけ、許して頂けるのは1回だ。2回目に同じような失敗をするとその時点でお客様は逃げる。よって、次の収録はしっかり対応しなければならない。

慣れれば気が緩み、気が緩んだら締め直すの繰り返しを15年続けている。

トラブルがあった上に津野が来ないは1番まずいシナリオ。今回は追加を用意したは良いが、同じ日に入った“会社として大事なクライアントの仕事”に時間を割いたため、物を届けた数分しかタレントさんには会えていない、、、。

次にまたご依頼があった際は駆けつけたいが、そこにも広告撮影などが入ってしまうと、また行けなくなったりする。。。この悩みをカレコレ10年くらい続けている。

同日に複数件入れる事は、リスクだが1日1本で月30本の仕事では弊社は倒産する。リスクを取って会社を守っていかねばならない

これは弊社以外の会社でも同じ。案件のサイズや、会社として行かなければならない仕事を上手に時間配分できる【スーパー秘書】がいたら雇いたいものである。

先日リース屋で同席したスタイリストさんに、「津野さんはお仕事を断らない」という事で名が通っているようですね。」と言われた。

それを聞いた時、逆に他のスタイリストは「何で断るの?」と思った。津野は1人でやっている頃から、仕事をお断りする事はほぼ無い。撮影が複数件被ってしまっても、まずは

①アシスタントになり得る人物を探す

②衣装を着せたら、他現場に出て良いか確認する

(衣装は後ピックにして貰う)

③前日の衣装渡しでも問題ないか確認する

番号の若い順に可能性を潰さない様に、努力した。全ての手を尽くしてもダメだった場合だけ、お断りする事になるのだが、「こちらからはギブアップしない」そうやって しつこく生きる事でいつしか【断らない】というイメージが付いたのかもしれない。

仕事に媚びている様だが、結果としてどうだろう。。。沢山の仕事に溢れ、様々な人から頼られる存在になった。そして、いつの間にか“売れっ子”と呼ばれるようになった。

簡単に仕事を手放すものではない。「自分を頼ってくれた人の為に、意地でも何とかしてやろう!」というしつこさ、愛情は必要である。

仕事の中には、世間から注目を浴びる仕事もあれば、ほぼ見られない仕事もある。どんな仕事でも頼ってくれた人に対して【自分からは投げ出さない気持ち】を忘れてはならない。と思うのである。

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