ロケで一緒になったスタッフの1人が、弊社のアシスタントだった人間と仕事をした様だ。
🔵「津野さんAさんとウチのチームが仕事しましたよ。」
🔴『お世話になったようで、、、有難う御座います。』
🔵「言い辛いんですけど、ウチのチームと意思疎通が上手く取れなかった様で、結局集めて貰った服、全く使わずに私服でいったんですよね、、、。津野さんの所の子だったら大丈夫と思ったのですが。。。」
🔴『、、、。すみません。失礼しました。』
この会話から、ウチに居たと言うだけで、【絶対に大丈夫🙆♀️】という見られ方をすることは理解出来た。しかし、結果を伴っていなかった。
師匠として申し訳ないというか、なんというか、、、もっと頑張れなかったのか、、、手助け出来なかったのか、、と苦しくなった。
Aさん以外にも「せっかく津野さんのブレーンのマネージャーから仕事を頂いたのですが、多分2回目は無いです。失敗しました。申し訳御座いません。」と言われたケースもある。
この辺りはアシスタント期間で「何処までクライアントの希望に寄せる力が付いたか」で、明暗が別れる。師匠の仕事を、まるで自分の仕事の様に深くまで考えて実行したか、、、。修行期間に組んだコーデで、何がどういう理由でボツになって、何が選ばれたか、、、。それを「自分ごと」として深く刻んだ者には、相手の心が読める力が備わる。
撮影する迄の事前情報で、何処までテイストを狭められるかも含めて、津野の仕事を ほぼ自分が回しているような立ち位置をキープ出来た者は、的を得た解答コーディネートを出すだろう。

ただ本番はやってみないと分からない。やって見て失敗して気付く事も沢山ある。ただ、失敗しても2回目があるアシスタント期間とは異なり、フリーになってからは、1回で見切りをつけられる事が沢山。なので,そうならない為の賢い選択も必要である。
例えば、女性ならばコーディネートしなくても成り立つワンピース、男性ならばセットアップを数点入れておく。すると個人のスタイリングの技術力とは一線をおいてデザイナーの力を借りれるわけだ。
靴だけはどうしようもないが、服に靴を合わせるくらいは出来るだろう。
この様に,出来るだけリスクヘッジをして、「もしも」のときの保険も考えるべきだろう。
津野は「よもや失敗か、、、」と思われるシーンでも最後の最後まで諦めない姿勢を見せてきた。結論、後出しで、ギリギリに集めた服をタレントが着なかったとしても、ただの失敗とは一線を置く事ができる。能力不足をカバーする為の、プロモーションも大事と言う事である。
アシスタント時代も同じだ。「やってますアピール」を上手に披露出来る者は、師匠の心を操る事が出来る。人心掌握の術を身につけよう!!

アシスタントは、師匠の『名前、信用、評判』を頂いてそれを担保に仕事を受けるようになる。一度でも失敗すると、自分の客は減り、師匠の教育は地に落ちる。世話になった人間を失望させない為にも、最後の一歩まで努力しなければならない。
津野は米倉涼子さん、メイクの中島竜司さんの名前を借りて,アシスタントになった為、辞める選択肢は閉ざされ、スタイリスト中川原さんの評判を落とさないため、大量に予備を持っていくようになった。それが唯一失敗しない方法だった。。。
世話になった人間への1番のプレゼントは、「津野くんは凄いスタイリストになった。」という評判以外に無いからだ。それ以外の選択肢を根こそぎ排除して生きて行かなければならない。
両親の期待を背負い、地元の同級生の顔を思い浮かべ、アシスタント時代に叱ってくれた師匠の頭を超えていき、自分の家族を不自由なく豊かにする事。それが誠実さ(GRIT)なのだと思うのである。
その使命感こそが、登れない山を無理やり登る方法である。
「舐めてかかって本気でやれ!」これは第1アシスタント有咲に送った花向けの言葉だ💐「私には出来る」と2つ返事で仕事を受けて、本番が回る1秒前まで走り抜けろ!という意味だ。
大事な人の期待を、背中に背負っている事を忘れずに、地味な毎日を淡々と走り続けよう。

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