自分の為より、他人の為の方が力が出る

プロフィール

衣装集めは時間との勝負、撮影時間までにいかに良い物を集められるかにかかっている。発注➡️撮影迄に時間を頂ければ良いが、頂いたとて良い物が集まらない時もしばしば。今回は撮影直前の衣装案で❌をくらって、急遽追加でワンピースをネット注文した。

撮影日の午前中着で頼んだのに、届かない。撮影は17時開始だ。タレントは14時に入ってメイク中。入りの衣装合わせに間に合わず残り3時間を切っていた、、、⏳

さて、ココからが勝負である。タレントの第1希望のワンピースが届いていない事をマネージャーに伝達して、捜索をスタートした。

まずは、アシスタントに配送業者のカスタマーセンターに電話をさせ、繋がった。繋げてもらった状況で、センターのGPSを頼りに、津野は自車を走らせ、配送車🚚を追いかけ続けた。

ココで一度電話を切ってしまったら、2度と繋がらない可能性がある事を予見し、2時間電話繋ぎっぱなしで追いかけた。ワンピースを持った車は、津野車の半径200メートル以内にいる。しかし、どの車か分からなかった。。。

その理由は、センターは会社のルールで、遅延している配達員の車の特徴、配達員の電話番号は教えられないからだ。

なかなか意味不明である。何の連絡もなく遅れていて、配達員のすぐ側まで車で来ているのに車の詳細教えない。。。顧客だけが荷物を受け取れず、更に罰を見る。この辺のシステムはなんとかして欲しいものである。

だったらと津野は「荷物を所定の位置まで配送しなくて良い、その辺の道端において住所をくれれば良い」と説得しても、センターは「ルール上 無理」の一点張り。

「お客様1人特別対応したら、全員にしないと行けなくなる」と言う事なのだろうが、腹立たしいものである。

配達車からの奪取は諦めざるを得ない状況。。。最悪、ワンピースが間に合わない事を想定して、アシスタントと津野でその後、別々のリース屋に駆け込み、そこから新たにマネージャーに衣装の写真をバンバン送った。この時点で既に撮影まで後1時間だ。

結局、撮影の40分前に該当のワンピースは事務所に配達され、業者は何の謝罪もなく帰った、、、終わっている。

そんなこんなでギリギリになったが、なんとか衣装は間に合い、事なきを得た。

配送業の方のルールは、理解出来ない点はある。しかし、相手を変える事は出来ないので、こちらが何処までやったかが肝になると思っている。俯瞰でみると、ただジタバタしただけ、、、しかし、少なくてもマネージャーには、最後の最後まで頑張ってくれた様子は伝わったはず。それで良いと思っている。

大抵のスタイリストはココまでしない。追加衣装の打診を撮影現場で言われても、想定外である。申し訳ないが、「あり物で我慢して頂けるか」を事務所の方と交渉して、その日を終える人がほとんど、、、。それでも同じ料金は貰えてしまう。。。しかし、リピートはあるだろうか、、、。

ピンチをチャンスに変えれる唯一の方法は、「しつこさ」だ。しつこくしつこく誠意を見せていこう。

仕事は「いかに料金以上の働きをするか」にかかっている。「人の心を動かすまで頑張れるかどうか」を見られている。

自分の為より他人の為の方が、力が出る。」そのようなリーダーや先輩だらけの環境にいると、新人もそういう人間になる。だから、上に立つものは最後まで諦めてはいけない。

例えばアシスタントの中にも、人一倍働く子もいる。津野は給料以上の活躍をする人には 必ず臨時でお金を支払うようにしている。

働き者が,馬鹿をみる世界にはしたく無いものだ。

とある一流企業A社は、二代目になった途端に売上が低迷し、衰退した。その理由を幹部が説明していた。

衰退の理由は、「A社の【宗教的なもの】が無くなってクリーンなホワイト企業になったから、、、。」という事だった。

これはどういう事を意味するか分かるだろうか。先代の社長の勢い、負けん気、根性といった精神的に強固な思想が消えて、二代目が社員一同 過ごしやすい空気を作った結果、業績が低迷したという事。

ココからも分かるように、創業経営者の内面がモロに会社全体の売上を変えるということ。

トップが何事にも諦めない風土を作れば、諦めない企業文化が定着する。よって、社歴が長い人間ほど、社長の様な考え方を持っていないと、出来る新人は育たないのだ。

売れっ子の弟子が売れる」という事象はあちらこちらで起こってしているが、結局は「売れっ子師匠の思想・理念を引き継いだから売れた」という事だろう。

「ビジネスで勝つには、一体何をどうしなければならないのか、、、」間近で師匠から学んでいこう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました