昨日、東京モード学園の講義動画をYouTubeで🆙した。今来ている研修生からは,「聞きたい事を全部言ってくれた」と太鼓判を頂いた。
モード学園過去7年近くお世話になっていて、動画に収めたのは2回。。。もう少し前からカメラを入れておけばと後悔している。。。
それにしてもモード学園の器の大きさには感動する。クローズドの講義動画をYouTubeに🆙しても良いなんて、なかなかである。少しでも動画でモード学園に興味を持ってくれる高校生がいると嬉しい。
動画内の最後に「津野よりもコーディネートを組むのが上手いアシスタントは過去に何人かいた。」という話をした。これは事実だ。津野が90点だとしたら、95点を出してくるアシスタントもいる。大したもんだ。
身近に自分よりもコーディネートが上手い人がいると、大変楽である。ベースは完璧に整うので、津野はそれを自分流にマイナーチェンジすれば、作業が終わる。よって、かなりの時短になるので助かる。
それよりも知って欲しい事実は、【仕事が全くない新人でも、スタイリスト歴16年の津野よりもスタイリング力が高い人が、世の中には存在する】と言う事だ。
身近にいるのであれば、スタイリスト界にはもっと沢山いる。スタイリングコンテストみたいなものがあったら、能力の高い人達は、どういうスタイリングを組むのか楽しみだ。

日本の陸上選手が束になってかかっても、誰1人ボルトには勝てないように、人は才能には抗えない。よって才能の勝負で負けるのは仕方がない。津野も勝手にライバル視していた同期のスタイリストが、「津野が、どう考えても思い付かない組み合わせで作ったコーディネート」を見て、苦しむ時代もあった。しかし、努力で負けてはいけない。
努力を精一杯してきた者の中には、90点もいれば95点もいるが、側から見れば高いレベルの勝負をしている事は確かだ。一般人が50点だとしたら、プロは、それを遥かに凌駕する領域で戦っている。
フィギュアスケートの世界大会で、バンバン90点以上が出る様に、独立したスタイリストは基本的には90点以上のコーディネートは出せる。しかし、それは一般人には分からない領域での勝負である。
専門家を専門家が批評して勝敗をつけるスポーツの世界では、上下のランクが生まれるが、スタイリストにはそれがないだけ救われている。
先ずは努力をプロと同じレベルでやる事。その後に、才能で負けるのは仕方がない。しかし、それもやらずに簡単に成り上がる方法を探すのは、違うのではないだろうか。

津野はもう8人のスタイリストを世に送り出した。アシスタント期間のわずか3年〜4年で津野が20年かかったコーディネート力(技術力)を上回ってくる子達が、いる事実に悔しさはある。
しかし、そこに関しては仕方が無い。。。突然身長が伸びないように、突然歌が上手くならないように、コーディネート力は一朝一夕では身につかない。才能には限界がある。だからと言って努力を怠ってはいけない。もっともっと努力しなければならない。
例えば、技術力が劣るのならば、それ以外の部分(提案の量やおもてなし、気遣いや現場の熱量のあげ方)では絶対に負けない様にしようとか、そうやって自分なりにバランスを取りながら、いつまでも第一線で働いていたいなぁと思うのである。
仕事をする上で必要なものは技術力半分、それ以外の部分が半分を占める。残りの半分とは、現場の熱量を上げ気分をよくさせる技術、気持ちの良い気遣い、軽快なトーク、スムーズな進行、機敏で先を見越した行動などである。
この両方を持ち合わせた者だけが、大量の仕事を受注する事ができる。よって、努力すれば報われる部分は必ずある。
努力では負けないように頑張ろう!!

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