昔も今も、大手プロダクションはタマ(新人タレント)探しに夢中だ。各学校の可愛い子を根こそぎ調べ上げ、スカウトしていく。A社は1ヶ月社員を福岡に潜伏させて各学校の可愛い子を聞いて周り、片っ端から会っていく。そして、パーツ(👀👃👄)毎に点数をつけて、その総合点が高い人をリストアップしていくようだ。
「可愛い」「かっこいい」という判断は人によって異なるもの。顔はカッコ良くないのに雰囲気だけで学校No.1といったり、モテてる女の子だからNo.1と言ったり様々。
そのバグを除く為、パーツ毎の点数をつけて、プロの目で評価し 有力候補から順にスカウトしていくという。。。凄まじいリサーチ力である。プロダクションから1人スターが生まれれば先10年、社員はご飯を食べれる。そりゃー力は入る。
しかし、競合プロダクションひしめく中、そう簡単に良い新人が自分の所に来てくれるわけもなく、数年見つからなくて肩を落とす小さな会社、潰れて行く会社も多い。。。
A社は、別のプロダクションからスターが誕生した日には、その子が過去のリストに居たのかどうかを再リサーチし、リストに入って居なければリサーチ部の人間は叱られたようだ。まさに、死に物狂い。逃げようの無い完璧な作戦である。

津野のよく知るB社は、各町のAEONや祭りに顔を出し、各町に潜んでいる子を炙り出し、当たって行く試みもしていた。
C社の社員はバラエティ番組をみながら、画面に映るメインの芸能人ではなく、“後ろを歩いている人間”や、学校が背景であれば、そこに“写っている生徒”の方に注目して画面を凝視していた。良い子がいたら、一時停止して社長に見せ、「スカウトして良いかどうかのプレゼン」をし、okであれば その足で画面に映った学校を突撃する作戦だ。
出たがりの子は直ぐにオーディションで捕まるが、出たがりでも無い“可愛い子”は自分から表の世界に入ってこようとはしない。よって、こちらから言って探しに行くというわけ。。。
ちなみにこれは実際に会った話で、TV画面の子は ある学校で見つけられた。その子に「芸能界に入らないか」を問い合わせたら、『お姉ちゃんが入っている事務所があるから そこにいくつもりだ』と言って断ったようだ。その姉妹は今や2人ともドラマで主演を張るようになった。

スカウトに関しては色々な逸話が沢山転がっている。他にも事務所の最寄駅からプロダクションに行くまでの わずか1.5キロの道のりで、プロダクション8社に声をかけられた人もいる。彼女は今芸能界で1番売れている若手女優である。
ジャニーズ帝国の終焉から、プロダクションの分散が相次いで起こり、細分化されている。各社生き残りに必死である。
大きなプロダクションは更に大きくなっていき、小さなプロダクションは下剋上に日々必死。津野は各サイズの事務所と繋がりがあるので、大手の良さもベンチャーの良さも両方分かる。しかし、共通して言える事は「新人開発」は事務所のメインテーマ。ここを避けては通れない。
津野は日々プロダクションの方から、周りにビジュアルの綺麗な人がいたら、是非紹介して欲しいと言われている。
要するに、世間を圧倒するくらい圧倒的に綺麗な人は、自分から飛び出して行かなくても見つけられてしまう世界という事だ。
もし皆様の周りに美男美女がいたら、インスタにDMして来て欲しい。プロダクションを紹介する。

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