芸能プロダクションのチーフクラスのAさんが独立することになった。同じ会社の役員の独裁政治に嫌気が刺したようだ。
今後どうするか尋ねたら、所属事務所を失って行き場のなかった著名なタレントさんと一緒に、独立する様である。外部から3名の従業員も雇って4名でスタートをきるとのこと。
しかし、「いざ出陣!」と思ってもなかなか切り出せないのが起業である。
津野も事務所のマネージャーをやった期間があるので、ある程度会社員事情は理解はできるが、独立時に1番ネックになるのは初期投資のお金。
正直、サラリーマンとして給料をコツコツ貯めて、一念発起して世に飛び出すのは、難易度が高い。。。
事務所契約となると、家賃の8ヶ月分を一気に払わなければいけないし、会社を作るにも最低15万円はかかる。税理士には毎月50,000円以上払わないといけない、、、など、運営費がそれなりにかかる。

「資金的にはどうするのか」を聞いたら、『共に起業する俳優を推している企業が、推し活の延長として1億円を出資してくれた』と言う。。。これは驚きの数字である、、、。
1億円と言ったら非常に大きい金額だが、会社が成長しなかったら5年で使い切ってしまう。それまでに基盤を整えないといけないと話していた。
側から見るとそんな大金の出資を受けれて良いな、、、くらいにしか思わないが、出資を受けるまでのAの努力は並々ならぬものだった。
津野はAの事を22年前から知っているが、22年間マネージャー 一筋。津野が現場マネージャーとして運転手の様な事をしている時も、Aは持ち前のコミュニケーション能力を活用して営業部として頑張っていた。
会社を変えてからもVIP待遇で受け入れられ、担当タレントも皆Aのことが大好き。何処の会社に行っても重宝される人間であった。人は、人生を賭けた闘いを肌で感じた時に「応援したい」と思うもので、一つの事を命をかけてやっていれば、神様も手を差し伸べるという事なのだろう。

芸能界はジャニーズの崩壊とともに、数年前から独立ブームが巻き起こっているが,独立して上手く行っているところの方が圧倒的に少ないのが実情。
独立して3年もすれば大方勝敗がつく。大手にいた頃にはブイブイ言わしていた実力派マネージャーが、独立3年後には元気がない、、、なんて事は日常茶飯事。
結局アミューズ、ホリプロ、スターダストのような大手は相変わらず強い。。。やはり、1人のタレントを売る時に、大きな資本と社員数十人を使って総攻撃の営業をしかけてくる大手に勝つには並々ならぬ、パワーが必要なのだろう。
楽天が後発で携帯電話を作っても、先発のAUやソフトバンクのシェアをなかなか取れないのと、同意である。
ただ彼らも昔は個人事務所扱いだったわけで、コレから参入する会社が大手になれない訳ではない。是非そこにも負けず劣らず頑張って欲しいと思うのである。
Netflixだって後発で参入してきて、ココ10年で急成長を遂げ、今やWBCの放映権までかっさらっていった。。。歴史ある日本のテレビ局は10年そこそこのNetflixの勢いに負けて、唯一日本テレビだけが、日本戦の制作会社として下請けに出されている状態。。。流石に前回大会よりも5倍の150億円の放映権は日本の民放は絶望的だったのだろう。。。
この様に進行勢力が大手を食ってしまう事もある事を考え、Aも頑張ってほしいものだ。津野も衣装リース業大手マナマナに負けていられない!!共に頑張っていこうと思う!!


コメント