一万円冊の渋沢栄一は、「その世界での成功は一瞬で人生の残りカスみたいなもの。ただ【どう生きたか】は残り、受け継がれる。これこそが成功だ」といった。自分の所属する会社の業績云々ではなく、何を志し、何の為に生きるのかに焦点を当てて生きてほしいとのこと。。。スタイリストとしてどう生きるかばかりに着目していた自分にとっては、なかなか響いた言葉だった。
人1人が影響を,与える事が出来るのは多くても100人程度、「あの人の人生は上手く行っている。」などと言っても、当人が不幸せだと元も子もない。例えば、人生安泰の指標の1つは【お金】だろうが、ただお金だけ持っている不幸な人は沢山いる。
最近問題になっている、プルデンシャル保険の営業マンが詐欺に加担していた報道や、ニデック永守社長が毎年売上🆙していたが、架空計上していた。裏には恐怖政治があった、、、。という悲しいニュースも出てきている。働いていた幹部はノルマがキツく、ストレスで夜も眠れない日々を送っていた様だ。
津野は詐欺にかかった事があるが、「有難うございます!有難う御座います!」と頭を下げて肉体労働で稼いだ【年単位の貯金】が1日で消えた時は、ストレスの冷や汗が出たもんだ。。。
他人を不幸にしてまで、至福を肥やすとバチが当たる。この様な金儲けは紛れもなく失敗の人生に分類されるだろう。

良くも悪くも人の人生は 「他人にどう思われたか」が成功か失敗かの別れ道だと言われているような気がする。
勿論、沢山の人によく思われる事は最高だが、自分の家族から愛されたかどうか だけでも成功の指標となるだろう。
要は自分を取り巻く人達を幸せにし、誠意を持って触れ合ったかが鍵である。
コレを思って自分の人生を振り返ったら、間違った行動だらけだった事に気付く。。。
例えば,
津野は起きた瞬間から寝る瞬間まで働き倒せるタイプなのだが、アシスタントはそう言うわけではない。特に初期のアシスタントには「安い、長い、きつい」のオンパレード。ゆとりある生活なんて一秒も与えてなかったし。。。横暴に奮っていた。。。
アシスタント側はどう思っていたか知らないが、津野の手解き次第で いかようにもなった事を考えるとリーダーとはどうあるべきかを真剣なければならなかったと思う。
若い時は金銭的にも精神的にも余裕がなく、自分が良ければそれで良いため、正直周りの事など気にも止めていなかった。
仕事で取引のある会社にも 基準値を遥かに超える金額を伝えて、反撃された事もある。仕事は三方良しで進めないといけない。しかし、自社と仕事を振ってくれるA社(芸能プロダクション)にしか良い顔をせず、間に挟まったB社から多目にスタイリング料をとって困らせた事もある。
困ったB社が芸能プロA社に告げ口して、A社から厳しく怒られた事もあった。。。こんな事を続けていては、長く仕事を続ける事は出来ない。。。と反省し、怒られた後は、基準価格で請求するように変えた。
所詮、下請けのスタイリストの立場で足掻(あが)いたところで、直ぐに切られてしまうのがオチ。
「悔しかったら、別事業でも立ち上げて仕事を振る側(プラットフォーム側)に立たないといけない!」と思った瞬間だった。
それにしても他人に後ろ指刺されながら走るのは、辛いものである。

渋沢栄一先生の言う様に、「どう生きたかだけが後世に引き継がれる。」となると、本人の人間性、思想だけが、後世の人達から思い出されると言う事。それを思うと、人生どの瞬間も他人を思いやり、他人の気持ちを考えて生きなければと思うのである。
至福を肥やすわけではなく、自分を大きく見せるわけでもなく、共に戦う仲間を勝たせ、客を幸せにし、自分がただ生きているだけで、まわりの人がHappyになる生き方ができれば、成功者の仲間入りを果たすのかもしれない💫
年を取るたびに 先人の言葉がスルスルと頭に入ってくる様になった。昔は綺麗事として、気にもしていなかった有難い先人の御言葉も、45歳になれば耳を貸せる。人生経験を積むと視点が変わるものだ。

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