UNIQLOは何故、世界第3位の服屋になれたかご存知だろうか。答えは、デザインにこだわらず、世界の人が日常で使える服を大量に作ったからだ。そして、質が良く安い。
逆に、洋服ブランドを立ち上げる人の大多数は、個性的で服好きに刺さるようなデザインで制作する。
結果、服好きな1割の人には刺さるが9割の人を逃す。
これの逆をやったのが、UNIQLOだった。少数派ではなく、大多数を狙って9割をターゲットにしたら爆発的に売れた。
スタイリストになりたい人も、これと全く同じ原理で、スタイリスト志願者の大多数は、個性的なスタイリングのスタイリストになろうとする。
結果、テイストの合う1割の顧客を 取って、自分のやりたいスタイリングを披露する事に満足し、それなりの収入を得て終わる。
その証拠に、スタイリストのアシスタントになりたい学生のほとんどが、口を開ければ、有名アーティストのスタイリングをやりたいと語る。キラキラ光るスターに魅せられているのだろう。。。
「私を必要としてくれる人、全てのスタイリングを担当したい。媒体は何でも良い。」とは決して言わない。。。そこが1番需要があるのに、、、。

しかし、どうだろうか、、、1割を狙うより9割を狙った方が、生活は安定する事は明確だ。なのに、より過酷な1割の道を自ら選び、目的地に辿り着く前に散って行く。
その片鱗として、スタイリストの中には超有名な人だけをインスタグラムに掲載し、これから伸びる可能性のあるタレントをUPしない人が大勢いる。
各個人のブランディングなので、とやかく言うこともないのだが、津野は「超有名なAをやっている」と知名度のあるタレントだけを世に打ち出すよりも あの人もこの人もあんな人も全部スタイリングしている、、、とした方が、様々なタイプに順応できる有能な人と思われるのではないだろうか。
津野はやりたいスタイリングはあれど、どちらかと自分を必要としてくれる人を中心に対応し、年間930本の仕事を取るようになった。
ハイブランドを使った超有名人のスタイリングは、全体のわずか数%しかないが、誰よりも多くの人に頼って頂いて成績を伸ばした歴史がある。このポジションは1番安定する上に息が長いので、かなりオススメする。

津野は右脳よりも,左脳寄りのタイプだ。要するに、大多数のスタイリストのように アーティスト活動としてスタイリストをやっておらず、ビジネスとしてスタイリストをやっている。分かりやすく言うと、アーティスティックな作品を残す事よりも売上(数字)を追って仕事している。
このポジションで仕事をこなす人は、あまりいないのが現状である。
正直言ってスタイリストは儲かる。しかし、上記の様にお金の為にスタイリストを選ぶ人は かなり少ない。正直もっといても良いと思っている。。。
UNIQLO的な視点で言うと、1割の服好きを狙うよりも、服がそこそこ好きな9割の層を狙った方が稼げるので狙い目だと言うこと。
大抵のスタイリストアシスタントは、
①服好き 次に②エンタメ好きなのだが、逆に
①エンタメ好き 次に②服が好き な人は、
エンタメ全体のスタイリングを好んでやれるので、稼ぎやすいと言う事。まず戦う前に需要のあるポジションを狙って戦うと 賢い戦い方が出来るのは言うまでもないだろう。。。
やりたい仕事はそのうちくる。100本のうちの1本かもしれないが、必ずくる。なので、自分のやりたい仕事ばかりに気を取られるのではなく、まずは世の中の需要に柔軟に対応出来るスタイリストを目指してみてはどうだろうか。
常にマーケットインの考え方で、マーケットが求めている仕事を取っていこう!!そうすれば、やりたい仕事もたまにやりながら、息長くスタイリストとして仕事をしていける。

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