忙しくなると、チームは最小限の熱量で情報を交換し、プロジェクトを前に進める。効率は良いが果たしてチーム力は上がるだろうか、、、
これは仕事の事だけではない、家庭内においても同じことが言える。子供の進路、お金の話、七五三、入学式などのイベントに向けた打ち合わせ、家庭内での話題は事欠かないが、夫婦が最低限必要な情報しか交わさないようになれば、たちまちに家庭内は崩壊し、別居→離婚となる。
効率と非効率について以前もブログには書いたが、実は、非効率にこそ人同士が仲良くなる鍵が隠されていて、その時間を敢えてとっていかなければならない。
例えば仕事において効率だけを重視し 会議は全てオンライン、各々が各々の現場で別の作業を進めながら、放射線状に仕事を進めれば早く仕事は前進し、早く終わり、早く家に帰れる。
しかし、社内の空気はどうなるだろうか、、、
働く事で得られる笑顔、何気ない雑談、近況の報告はなくなり、ただただ仕事を前に進めるだけのロボットとなり、協調性は一気になくなる。
結局、人は自分にかけられた時間によって、相手に大事にされているかを測る生き物だ。リモートによって、人にかける時間が極限まで押さえられた状態では、親交が深まるわけがない。
人に謝る時も、人に御礼を伝える時もそう、、、わざわざ非効率に相手の顔を見に行って謝ったり、「有難う」を言った方が、電話やLINEよりも感情が伝わるのである。

ここ最近で効率化が一気に進んだのは、コロナ期間だろう。コロナ禍に入って、大手企業は真っ先にオンライン会議を取り入れ、効率的には革命的な飛躍を遂げた。しかし、社員同士の親和性に関して、その危険さに気付いたテスラ社(時価総額世界①)は、2022年リモートワークを原則禁止し、週40時間以上の出社を義務付けた。
サイバーエージェントはもっと早く、2020年から週3日出社、週2日リモートという【リモディ】というハイブリッド型の働き方を推奨している。
世界有数の企業が、効率化された情報だけが行き交う仕事の仕方を否定している。これは、我々社員数の少ないマイクロ法人も耳を貸すべき情報だろう。
初めましての人や社員には、ほとんどの人が感情共有をする。これは、今後関わって行く仲間に対して、「相手を知ろう」とする為の努力の表れである。しかし、古参の慣れたメンバーは、情報共有だけを進め感情共有をしない傾向にある。するとチーム力は段々と落ちていき機械同士の仕事になる。
よって、目指すべきは情報共有よりも感情共有だ。強制的に面と向かって会う時間を作り雑談をする。それが人と人の絆を作っていく。
情報共有に関しては意識しなくても、進めていけるので、感情共有をより意識して仕事、家庭内を円満にしていければ良い人間関係が作れるのでは無いだろうか。

津野は毎日同じ服でお馴染みだが、これは性格が完全に【効率重視】に偏っている証拠だ。この様な人間こそ意識して感情共有の時間を取らないと、組織、チームは分解されていく。
よってパワハラと言われないまでに、アシスタントやバイトの方々を仕事の後に食事に誘ったり、事務所での話しかけ、雑談の時間を故意に取らないといけないと思っている。
スタイリスト事業が育っていない頃は、それはもう必死で事業の効率化以外の時間は、ほぼ取ってこなかった。しかし、15年かけて事業は充分育った。よって、今は仲間に時間をかけれるフェーズに入ったと思う。
現在実行中のファスティング期間が終われば、身内や社内、バイトさん、外部の取引先(タレントさんマネージャーさん)ともっともっと「同じ時間を分かち合う機会」を作って行かねばならないと思うのである。
周囲の人達は、津野が「誰にどれだけの時間をかけたか、、、」をみている。「情報共有」ではなく、「感情共有」をしていく様に努めよう!!そして、感情共有ができる上司こそ、令和時代の優秀な上司像なのだろう。

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