4月からの新人に弊社の色を教えている。理念というか考え方の部分だ。先日、私物のカーディガンを事務所に忘れて帰ってしまった。
「事務所にカーディガン忘れたから、探して。」と指示。数十分後、「探しましたが、ありませんでした。」と言われ、仕方なく翌日、自分で探して見つけた。
私物のカーディガンとはいえ、依頼は依頼。この辺の返し方からアシスタントは学ぶ必要がある。
例えば、今回の探し物が【仕事】だった場合、探す事を諦めてしまう彼ではなく、探しきろうとする他の人に頼むからだ。津野は自分のところを独立したアシスタントに、このような機会損失を経験して欲しくない。
正直、探し物は経験の長いアシスタントに頼んだ方が早い。理由は、彼女達は諦めないからである。
・一度探して無かったら、改めて何処においたか聞いてくる
・それでも見つからなければ、ウチに出入りしているスタイリストに聞く
・ウチのバイトスタッフにも聞く
など、あの手この手で探し出そうとする。間違っても「ありません。」で終わって帰路についたりしない。徐々に彼も弊社の雰囲気に慣れてもらわないといけないので、今回は敢えて頼んでみた。
「諦めない!」ココが非常に重要なところである。大抵の新人は諦める。
例えば、「Amazonでガウン探して」と伝えて3点画像を提出して終わり。「こちらは、その3点では厳しい。他を出してくれ!」と思っていても、待てども待てども資料は出てこない。
本人的には、一応提出したからOKと思っているのだろうが、それはただの自己満足である。
仕事は相手に満足されて初めてお金を貰える。その原理原則を分かっていない。
中には1点も提出しない人もいる。なのに、平気で家に帰る、、、。責任感の欠片もない。この辺から徹底させないといけないから、新人教育は大変なのだ。

ホリエモンこと堀江貴文さんは、仕事で成功する人の共通点を「しつこさ」と言った。頼まれ事や案件に対して、しつこく、しつこく諦めずブラッシュアップし成功に繋げる。そのような「忍耐力」と「精神力」のある人が成功すると言った。流石、大経営者。その通りだ。
今回のケースで解説すると、
①クマなく探す
②聞ける人には聞いて、引き続き探す
③時間がかかりそうな旨を依頼者に報告して、これからも探す意思を伝える
ここまで来ると大抵の依頼者は「いいよ、いいよ、別にそんな大事なものでもないし、、、」なんて言いながら折れてくれる。
ココまでやって初めて「信頼できる人」だ。と思われる。自分から根を上げるようでは、誰も貴方の事は良いと思ってくれない。良いと思ってくれないと、将来 仕事依頼は来ない。というシナリオとなる。
なので、弊社はアシスタント時代から“諦めないか人間像”を作り上げる。数年後社会に出た時に仕事に困らないように、決して諦めない人のイメージを植え付ける。

スタイリスト業は探し物に追われる。ずっとずーっと探し物である。よって探し物と うまく付き合わないといけない。
先も言った通り、探し物を依頼されて現状無くても、ない旨を伝えるのと同時に【これからも探す意思】を伝えないと依頼主は納得しないのである。
その粘り強さこそ、依頼人への愛情であり誠意であり、責任感である。自己PRに「私は責任感があります」と書いている貴方。
「それは本当ですか?」
「依頼された仕事が終わって居ないのに、終電を理由に家に帰っていませんか?」
どうせやるならトコトンやろう!!
相手が、度を超えた責任感を感じた時に初めて、貴方は信頼される人間となるだろう。他人の為に尽くすのは、なかなか大変な事だ。しかし、世の中の成功者たちは「大変」「面倒くさい」を自ら取りに行って、信頼され仕事が増えている。責任感のレベルを上げていこう!!

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