皆さんは、「スタイリストになった後 何をしたいか」考えたことはあるだろうか。スタイリストになる事が目的になっていないだろうか。
例えば、東京大学に入学する事が目標だとする。
その先に何になりたいかを考えず、目標を達成する。その後 「医者になろうかな、、、」と思った場合。「東京大学の必要なくない？」となるわけだ。初めから医大を目指さなければならなかった。
それと同様に、スタイリストになりたいと思ってなる事は誰にでも出来る。スタイリストは免許なんかない。スタイリストと名乗ればスタイリストだ。
現に、元々エンタメ業界に知り合いが居た人は、アシスタント期間なく、スタイリストを名乗り実績をスタートする人もいる。
という事で、スタイリストには誰でもなれる。しかし、「なった後どうするか」まで考えると 手元にある「やる事リスト」が変わる？
人生における「アシスタント期間」なんて一瞬で、そこから長い長いスタイリスト人生が始まるわけだ。その長い方の人生も少しは考えてみよう。
津野はスタイリストになって、
●事務所の垣根を超え、芸能界に【仲間】を増やしたかった。
●裕福になりたかった
●スタイリストとして有名になりたかった。
ここまで。
残念ながら当時は、その後の事業展開までは考えていなかった。
別事業をスタートさせる迄、考えていれば独立と同時に株式会社を登記しただろう。今思えば、起業は少し遅かったので、戻れるなら5年早く会社を起こしていた。
アシスタントにも聞いてみた。
すると、驚く事に様々な答えが返ってきた。
スタイリストになってある程度安定してきたら、「ブライダル系も挑戦したい」とか、「着物を勉強したい」とか、「趣味を副業にして副収入を得たい」とか。
世の若者達が「やりたい事がない」と言っている中で、なんともまぁ たくましい事であろう。
例えば 津野は、新しい事を次々にやりたい欲が強いので、放っておいても何か行動を起こすが、世の中の大半の人はそうではない。
すると、どうだろう、、、スタイリストになってしまったと同時に目標を見失い、締まりのない生活が訪れる。暇を考える事も無いくらい忙しいと幸せだが、開業と同時に多忙なスタイリストなんてほぼいない。
よって、その先にある「スタイリストになった後何をしたいか」まで考えておくことで、修行期間中から更に【最短ルート】を見つけることが出来るかもしれない。
例えば、大阪から東京に行きたい、その後 行けるなら北海道まで行きたい！と考えると【気持ちとルート】が変わるように、忙しく忙殺される時間の中で、一度人生の設計図を考えてみるのも、良いのかもしれない。
貴方はスタイリストになった後 何をしたいですか？
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