昨日は久しぶりに2桁の現場数だった。1日に10件を超えると、事前の準備と配人が一苦労。大体、卒業生の力を借りている。そして、当然だが全ての現場に顔を出すことは不可能だ。昨日は新規の方が2人いたので、「そこは絶対に顔を出さないと、、、」と思っていたが、十分に対応する事は出来ず、卒業生にお任せする事になった。紹介して頂いた方に大変申し訳ない、、、。
本当は好きなメンバーでの地方ロケ+美味しい夜会があったのに、行けなかった。。。地方で1件回すよりも、都内で5〜6件回す必要があるからだ。。
若い頃は 「ある程度、仕事を回せる様になってランクが上がると、行きたい現場を選んで行ける」なんて思っていたが、そんな甘いものでは無い。休みすら取れなくなる。
自分のことよりも会社の為、スタッフの教育の為、より多くの責任を果たせる所に 顔を出さなくてはならなくなる。本当の意味で好きに生きるのは、仕事をきっぱり辞めてからになるのだろう。いつまで経っても好きに動く事は出来ないものだ。
普段は、ある程度余裕をもって各現場を回るのだが、現場数10件を超えると そんな余裕もなく、衣装を決めてメイクに入った瞬間に飛び出して、別現場へ行き1分でも早く現場につけるルートを車で走る。そして、短時間で必ず【結果】を残して帰らないといけない。結果とはスタイリングは勿論のこと、1番は場を盛り上げる事だ。特に初対面のタレントの現場では、印象を残す事に命をかけている。2回目のスタイリングの機会に、思い出して貰えなかったら、息の根を止められたのと同じ事である。

今回はアシスタント6名で回した。専属アシスタント4名は各々に1現場丸々担当させて、卒業生1名には3現場任せ、インターンの子が卒業生の補助をする。津野は各現場を回れるだけ回る。結果 6現場回れたので御の字だ。
こうなってくるとアシスタントの数が必要になってくるわけだ。卒業生は今回運良く捕まったが、捕まらない時も多々あるので、専属をなるべく多く持つ必要がある。
このアシスタント不足の時代にどうやってアシスタント数を増やすかに関しては、人気者になる1択である。
先ずは自分の人気を上げる→人気を上げるには、世の中に認知される必要がある。給料をあげる→給料も明け透けに公表する。つまり、人気を上げるには社内の何もかもをスケルトンにして露出するという事になる。
これは、キッズLINEの創業者経沢さんのやり方である。彼女は、SNSマーケティングの株式会社トレンダーズ時代にリクルートで“1番大事な事”は業界の人気者になる事だと語った。
彼女はレギュラー番組も数本かけ持ちながら、広報活動を行っており、年間に5万人の応募があり、そのうち10人を採用したそうだ。採用率0.02% ここまで人気になれば、日本トップの優秀人材を囲い込む事が出来る。ここまでとは行かないまでも津野が人気者になれば、近しい状態に持っていける可能性は十分に出てくる。
先人からの知恵を借りて、自社人材の確保を頑張っていきたいものである。

スタイリストのリクルートに大事な事は、自分が人気者になる以外に、超人気者のスタイリングをやるという方法もある。こっちの方が簡単に人は集まるだろう。しかし、担当させて頂くまでに、運と実力、実績が必要となる。過去弊社も人気者の芸能人に沢山支えられた。
人気者をインスタに出すと,インプレッションは伸びる。国民に広く認知して貰って、そこから流入して貰うというわけ、、、。ただ、津野も既に45歳。未だに大学生や高校生の これから伸びそうなタレントをやらせて頂くことはあるが、その機会は少しずつ少なくなっていく可能性は高い。
理由は“若い者は若い者同士”が世の中のセオリーだからだ。気が合い、同じ人生の悩みを共有出来、プライベートの人生設計まで共感出来る。タレントもそういう人に頼みたくなる。
20歳30歳離れてくると、安心感はあるだろうが、ビジネスパートナーでいて欲しいとは ならないだろう。
スタイリストの中では完全に年配に入ってきた今だからこそ、「人気者をスタイリングする機会を目論むよりも、自分が人気者になる」の方が人を呼び込める可能性は高い。そちらの方向でこれからもコツコツと発信していこう

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