オラキオさんの撮影だった。ウチで世話になっている芸人さんといえば、他はエハラマサヒロさんだが、オラキオさん共にめちゃくちゃ面白い。。。だから笑いのプロになっているわけで、当然だが、人として学ぶべきものが豊富にある。
話が面白いというだけで、「こんなにも他人に教養を与えられるのか、、、」と感心する。
芸人の秀でた才能といえば サービス精神だろう。他人の笑顔を作る為に自分を下げたり、くだらない話で盛ったり、あの手この手で笑わせようとしてくる。今回は控え室で、「つまずいたっていいじゃないか人間だもの」の相田みつをさんの話になった。
相田さんは元々書道家だそうだ。めちゃくちゃ字が上手いのに「何故崩した文字が有名になったのか、、、」について語って頂いた。
相田さんは お手本をなぞるだけの手法に、「他人の模倣」だという強い葛藤があったようで、自分の生き様などを内側から表現する為に、崩した文字を発明した。それが評価されて世に広まったという。
皆が知っている人を題材に「人が知らない情報」で知的好奇心をくすぐり 楽しませてくれた。そして、最後に
「つまづいて頭打って死んだんだけどね、、、」と言って、因縁めいた【予想外の結末】で締め括られた所が天才だと思った。

彼が博学に至るまでの人並み外れた努力と、予想外の結末に持っていく頭の良さを感じ,深く感銘をうけた。
津野は普通の人の5倍近く人に会っているが、なかなかこのレベルに達する人はいない。頭の良さとは、結論「先が読めるかどうか」なので、頭の中で他人の感情を操作しながら、最後は感動に持っていく構成力に頭が上がらなかった。
話すスピードは一般の方の2倍。ハイスピードで話される物語はスピーディーで、気持ちの良さもある。「下らない話で、他人の時間を奪っては行けない」という気遣いも垣間見れた。この辺を日常的に行える芸人は素敵だな、、,と感じるのである。
タラタラ長くて予想外の結末もない。笑いながら話してて聞く方はつまらない。先に「面白い事があって」と伝えて自らハードルをあげる事もない。
淡々と物語を語って、最後に落とす会話術は天性のものだろう。大変羨ましい能力である。

テクニックはさておき、人を楽しませるサービス精神は、ビジネスを行う上で欠かせないものだ。
自分にとってはタダの知っている情報。それをわざわざ着色して、プレミアムな情報としてスタッフに届ける。その心は、利他主義以外の何ものでもない。
【人が喜んでくれればそれで満足。】その境地に達した時に、ビジネスマンとして依頼が殺到し、後からお金がついてくるのだと思う。
先ずは目の前の人の今日を、昨日よりも素晴らしい1日にデコレーションする。それを繰り返した先に成功の扉が待っている。
最後にオラキオさんとのエピソードを1つ。
彼は「スタイリストがつく」という非日常をあまり体験してこなかったようだ。そんな中で終始、
「俺はいつも体操着しか用意されないから、今日初めて芸能人になれた。芸能人になれなかったら死のうと思っていた。生きてて良かった。」と控室を笑わせながら、3回言ってくれた。これもスタイリストを喜ばせる為のサービスだろう。
有難うオラキオさん。お陰で素敵な1日になりましたよ🥴

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