得意技!空気作りについて解説。

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空気作りについて持論を語っておく。

津野が仕事で1番気を遣っているのは空気感だ。理由は、空気が良ければ服がダメでも上手く回るからである。

つまり、本職の服よりも その他が大事だと思ってるいる。服は時間内の【追加の提示】によってカバーリングが出来るが、空気は一度 よどんだら終わる。

例えば、初めましてのタレントが控え室に入ってくる。まずは、ココでアイスブレイク。持ち物、服装、空気感から何かツッコミ、くだらない会話を1分。これが凄く大事🙆‍♀️

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頃合いを見て、視線を控え室に移す。

津野の現場の控え室は、上記の様に服が並んでいる。よって視線を服に移した瞬間に 「服を決めないと行けない!!」という強制力が働く。これはわざとやっている。

この配置は、「服の提案が1番見やすい」というのもあるが、それと同等に津野は服を決めて直ぐに 次の現場に出たいので、それを「言葉ではなく視覚」で促している。

タレントの大半は直ぐに服を決めようとする。

服を決める時は、必ず

①番組の背景(雑誌のスチールであればセットを見せる)

②雛壇に座る位置

③可能ならば、共演者の色味

を事前に確認しておく。よりスムーズに服を決める為の事前準備である。その為に30分前には控え室に着いている。

弊社は基本的に、衣装の体数が普通のスタイリストの3倍ある。よってタレントは①悩む😕か②オススメを聞かれる。オススメを聞かれたら伝えるが、本人にとっては、オススメがイマイチな時は多い。

ココで「どれだけタレントに逃げやすい言葉を伝えるか」がコミュニーション能力の発揮される所。

その為に、1つのコーディネートだけを取り上げない。「津野は特殊衣装のスタイリストで変態。だから、奇抜なのを選びがち。オススメはAとBだが、全く気にしなくて良いよ、、、😌」と枕詞を付けながら薦める。

大概、「オススメのヤツも良いけど、その隣にある服が気になる」と言い出す。ココで初めて意思が表に出るわけだ。それを言われたら、勝ち確定。

「貴方が選んだそれは、とても良いヤツだ」と綺麗に手のひらを返して背中を押す。

スタートに軽快なトークをかまし「話しやすい!!この人!!」という空気を作っているので、手のひらを返そうが、津野のオススメを着なかろうが既に空気感は良い為、タレントは負い目を感じない。。。

これがスタートで何も離さずに、服が並べてあって、スタイリストが自分の並べた服をマジマジと見ていたら、どうだろう??タレントは強烈な圧迫感を感じるはずだ。

「早く決めないと!!」と強制力を感じ、空気が悪くなる。なので、スタイリスト本人は並べた服にフォーカスするのではなく、入られたタレントとのトークにフォーカスするべきだと思っている。

要は、あたかも「自分が並べた服に、興味が無い様に振る舞う」という事。これが大事。服は並んでるだけで存在感がある。それ以上にスタイリストがコーディネートに対して存在感を出してはいけない。それはただの【圧迫】となる。

圧迫感は他にも多くの場面で発生する。衣装に着替える時に、半径1.5m以内でタレント側に正面を向けて服を持って待っていてはいけない。

私服に戻る時に、タレントの私服を持ってじっと持っていてはいけない。圧迫感を感じる。だったら近くに置いておけ、、、。

用もないのに、タレントの顔をマジマジと見てはいけない。確かにカッコいいし、可愛い。でも用もないのに、人の目をマジマジと見るのは、どんな人にもやっては行けない。

タレントは常に人の目に晒されている。常に見られて軽微なストレスを毎分抱えている。だからこそ、身内スタッフは それと真逆をやらなければならない。普通であれ。普通が1番良い。

会話も立てる必要はない、彼等はいつも立てられている。だからこそ真逆をやれ。上手に けなすことが出来たら、タレントも喜ぶ。そして、それはめちゃくちゃ仲が良い証拠である。

津野は最近アシスタントに「放って置いてくれ。」と忠告した。津野は師匠だ。だから、アシスタントから「なんかしてあげないと」と身構えられる。これは分かりやすく言えば 対 芸能人の対応だ。これをやられると非常に居心地が悪い。

何故居心地が悪いか具体例を話そう。

例えば、

①アシスタントにリースに同行して貰う。アシスタント,インターン生は津野が選んだ服を持とうとする。「やめてくれ!!」その服にあうインナーを選んでいるんだ。空気読め。構うな。その時間があるなら、その辺の服を見てPRESSにどんな服が置いてあるか勉強しろ。

②津野が次に何をしようとするか気になって、ずっと顔を見てくる。「やめてくれ!!」用もないのに視線をずっと向けられるのは かなりキツイ、、、😣

師匠になり、キャリアも積み上がると周りの皆が何かと手伝おうとしてくる。しかし、頼んでいない、、、【頼まれてもいない事をやられる】のは人間辛いものだ。

●皆さんも学生時代、朝食を食べたくもないのに用意される朝食は辛かっただろう。

●服屋で買った服を、入口まで持ってきてくれるサービスには嫌気がさすだろう。

頼んでないのに他人から担がれるのは、辛いものだ。それが身内でもだ。

タレントは、いつ何処にいても担がれている。だからこそ、津野はタレントを担がない空気感を作る事に命をかけている。それが,大多数のスタイリストより居心地が良いと言われる所以である。

大衆と逆をやれ、大衆と逆をやり世間的に偉い人に普通に接する事が出来た時に、初めて偉い人と対等に話せるようになる。担いでいるうちは、貴方はその他大勢と同じ立ち位置で居続ける。

空気の良い空間を作っていこう。

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