人は基本面倒くさがりだ。その為、日常的に言葉を省略して伝える。例えば、慣れたアシスタントと話す時、【ヨウジの黒でウエストゴムのスーパーワイド持ってきて】と言えば、持ってくる。このような事は日常に沢山ある。
しかし、弊社には[ヨウジヤマモトのパンツ]は複数枚 存在していて全てがワイドだ。それでも、前後の文脈や、モデルの体系を考えて的確なアイテムを持ってくる。
前後の文脈を読めると言う事は、相手の気持ちが分かるわけで、師匠としては仕事が格段にし易くなる。。。チームとしても言葉を交わさずして、進める事ができると生産性は上がる。これの行き着いたところが⚽️サッカーワールドカップの代表選手だったりする。
彼等は広いコートの中で、仲間の身体能力や頭の中を読んでパスを出す。言葉を交わすわけではない。
言葉を出してパスを出す暇はなく、仮に言葉に出してしまえば、相手に見破られてインターセプトされる。
これは仕事も同じで、言葉無しで やり取りがスムーズに行くと、1番効率よくチームは回る。説明しなくても分かる状態は、最も心地よい環境である。
弊社では、数ヶ月一緒に働けば何となく話が伝わる。その段階まで早目に到達して欲しいと願っている。
逆にいつまで経っても、話が伝わらないと余計な言葉を添える必要があり、手間である。
弊社はスタッフ10人しかいないが、これが100人になった場合、言葉を添えるだけで昼終わる話が、夕方になってしまうだろう、、、。

入社半年未満の新人アシスタントに「エトロの黒の刺繍シャツ持ってきて」と伝えたら、30分くらい消息不明になる事がある。アイテムが分からないとはいえ、待たせ過ぎ。
挙げ句の果てに、全然違うシャツを何枚か持ってきて「この中にありますか?」ときく。。。
『ないよ。分からないなら早く伝えにきてよ。教えるから。』というが あまりに早く「ないっすね」と言われると、『ちゃんと探せよ』となる。。。バランスが難しいものだ、、、。
こういう時は5分以内に終える作業なら、少し頑張った7分くらいで「ヘルプです」と伝えるべきだ。
2年経過したアシスタントに、同じ質問をして [ちょっと分からないですね、、、」と言われると怒りに変わる💢「何回も使ってきただろ。それでも分からないなら意識が低過ぎる。」と切れてしまう。
この間の半年〜1年のアシスタントの扱いが最も難しい。意識が高く覚えが早い人は分かるが、日頃から師匠のコーデの特徴を意識していない人は、アイテムが頭に入ってない、、、。
「それくらい分かるだろ?!」とコッチは思っているのに、本人は分かっていない。これが1番キツいジレンマである。

言葉数が少なくても回るチームの特徴は、1つのタスクに対して、個々人がどれだけ深く考えているかどうかにかかっている。
・「師匠は、私が作ったコーデのインナーをナゼ他のインナーに変えたのだろう。。。」
・現場のビルが分かり辛いから、早く着いて手前のセブンイレブンから誘導しよう
・控え室が狭いから、洋服は全て外に出しておこう
・控え室のど真ん中にテーブルがあるから、テーブルを脇に追いやって服をおこう
など
「何故?」を口癖に改善をはかる。
「より良くなるには」と自問して試行錯誤する。これが早く成長するコツである。
日常から、ぼーっと仕事すんなって事だ。
1番ダメなのは、「作業として嫌々こなす。」「面倒くさいからと諦める。」である。
このようなタイプが、意識の高いチームに入ると、完全に置いていかれる。あいにく弊社は、かなり意識が高いメンバーが集まっているので、そこは注意頂きたい。
無言でサクサク話が伝わる関係を作ろう!!

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