2010年に数回だけスタイリングさせて頂いたファッション誌LEONを16年ぶりにやらせて貰っている。相変わらず表紙を務めるジローラモさんは陽気で、軽快なトーク。仕事を遊びの様にこなす姿には尊敬する。
今や年下ばかりになった各雑誌の編集担当も、LEONに関しては年上がそれなりにいる。身が引き締まる想いだ。年上相手だと粗相出来ない気持ちに苛(さいな)まれ、確認事もやや多目になりがち、、、。いつまでも新人の気持ちは抜けないものだ。。。
改めて、「15年も空いたのに、またお仕事をくれるなんて、粋だなぁ、、、」と思う。
アシスタント当時津野は師匠のアシスタントとしてLEONに3年7ヶ月世話になった。毎月LEON。編集部の社員もカメラマンもヘアメイクも、本当に素敵な人達ばかり。雑用は大変だったが、人間性が素晴らしく毎回楽しませて貰った。
津野は独立した2010年に3回くらい仕事を振って貰って終わったが、後輩の👔スタイリスト久と同期の📸カメラマンサミーは、今でも大量のページ数を担当しているらしい。「2人がなぜ今も尚、沢山の案件を振られるか。」共通する要素を編集に聞いたところ、「頼みやすい」だった。「やっぱりこれか!!」と思うのだ。
彼等は津野が20代後半だった若かりし時代。過酷だった状況で,常に一緒にいてくれた仲間であり、心安らぐ時間を提供してくれた同志だった。
あの時代に「こいつら、めっちゃ良いな!」と感じた感覚は、世間的に見ても間違いではなかった事が証明された気分だ。
ここで、久とサミーの特徴を語っておこう。彼等は常に笑顔。不機嫌な時間がほぼない。先方との間で不都合があっても、可哀想な立場に追い詰められた自分を笑いながら話すタイプ。
話しかけて良いオーラが全面に出ていて、仕事を振られた際に、別件と被っていても残念そうに表情に出す。「その案件やりたかったです。」がモロに顔に出ているから、「次回もう一度頼んでみようかな。」と思える。
忙しくてもイライラしない。とにかく真面目で誠意が滲み出ている。と言った感じだろうか。

15年も経つとただの編集部員だった人が編集長になる。たった15年で世代はゴロッと変わる。
世代が変わる事は世の断りとして考えた時、下の世代を含め全世代に愛される人間が仕事を独占することになる。そこにどうアプローチしていくか、、、を考えながら過ごして行こう。
例えば、25歳でスタイリストになったとして、15年で40歳。この時点でほぼ世代交代。しかし、スタイリスト人生は60歳まで続くとしたら、更に20年間 年下に世話になりながら過ごさないといけない。ここの設計を35歳から考えないと45歳には仕事はない。
津野はまさに45歳、、、ほとんどのマネージャー、編集は同世代以下。この人達に「頼みやすい」と思われないといけない。
その為の具体的な模範例が、久やサミーだと思う。津野は彼等ほど朗らかではないので、「もう少し表情、内面をソフトにしないといけないなぁ」と思うのである。
ちなみに今回のLEONの編集部が「サミーに撮影を頼もうとしたら、11月の第1週目に1日だけ空いている。と言われたから、そこに仕事を入れて貰った」と話していた。
お盆が終わったばかりだというのに、3ヶ月後のわずか1日しか空いていない人気っぷりは流石である。
久に関しては、仕事が少なくなると編集部を練り歩いて、「頂けそうな仕事は頂いて帰る🤣」というから面白いやつである。
その辺のお茶目なところも愛されているのだろう、、、☺️
余談だが、編集部に新人が入ってくると年下でも頼みやすいサミーと久に仕事が集中すると語った。
どんなにランクが上がっても驕(おご)る事なく、謙虚で優しい、頼れるプロフェッショナルになれたら、勝ちである。
世代を超えて親しまれる人を目指していこう!!


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