渋谷の一角にある会社にタレントの取材で伺った。車をビルの下につけ、アシスタント達が荷物を上に運ぶ。津野は車を付近の1番安い駐車場に入れて、ビル内の会社の控え室へ。アシスタントに案内されて、正面玄関からではなく勝手口から入った。
タレントが入る10分前に入れて一安心。メイクさんともご挨拶して、トイレに出たら廊下で怒られた。怒っているのは,今回の取材の制作会社の担当者。ビルの会社の人だ。
いきなり「貴方は誰だ?」と言われ、「取材で伺ったスタイリストですが、、、』と答えると、「会社に挨拶もなく入ってくるのか!?玄関から電話して案内されてから入れ!!」と劇的に怒っている。
玄関ではない裏口から入った事が、逆鱗に触れたようだ。おいおいマジかよ。未だにこう言う人が世の中にいる事に呆れる。。。
津野は編集部、テレビ局、各番組のデスク、プロダクションの中ですら、スタスタ入る。理由は当然、【呼ばれて来ているから】だ。呼ばれて来ていて、怒られたら たまったもんじゃない。意味不明。
怒られた瞬間に頭に血が昇ったので、アシスタントを残して帰ろう思ったが、マネージャーに迷惑をかけたくないから、ひたすら我慢した。
こちらは取材会社の外注スタッフとして来ているのに、本当のお客様を迎える聖域である“正面玄関”を避けてきて何が悪いのだろうか。。。
そもそもほとんどの現場で、我々の動線は裏口からである。荷物もあるし表玄関は避ける方が、当たり前であり気遣いだ。それなのに怒られるなんて、、、昭和の日本人の如く、堅い人間にはなりたくないものだ。。。

津野は普段から遊ぶように仕事をしていて、真っ当な人間と不謹慎のギリギリの所を攻めて生きている。
昨日も初めてあった事務所のイベント担当(身長191㎝体重120キロ)に、初見で、「フランケンシュタイン🧟かと思ったわ、びっくりさせるな!!」伝えた。普通は会って数秒の人をディスる事はしないだろうが、そんなの知ったことではない。
“初見でどれだけインパクトを残せるかが勝負”のフリーランスにとって、真っ当に名刺交換して誰が覚えてくれると言うのだ。顔をパッと見て「イケる!」と思ったら一気に切り込むべきである。
例えそれが空ぶって、不機嫌にされたとしても、そこまでの人。そんな事で機嫌を悪くするような器の小さい人には、大きな仕事は出来ない。
そして、二言目には年齢を聞いて、1歳下とわかったので、敬語を辞めた。「歳下には俺は強いんだ」と伝えたら、会って30秒でガハガハ笑ってくれた。
これで絶対に“今日津野に会った事”は忘れないだろう。
相手は「オンラインの複数人の打ち合わせでしか顔を合わせてなかったので、津野さんがポップな人で安心した😮💨」と言っていた。
安心感を与えてこそ、ビジネスパートナーである。

冒頭の怒る人のように、「会社の玄関からチャイムを押して挨拶して入ってこい!!と言っちゃうような、堅い人間と付き合いたい!」と思う人なんて、この世に1人でも居るのだろうか。それを言われた相手は謝る以外に選択肢がないわけで、そんな他人の気持ちも分からない人にはなりたくない。
ちなみに津野は、パブリックイメージで温和に見られがちだが、過去と現役のアシスタントにそのイメージは1ミリもない。理由はいつも強気だからだ。
具体的な例を出すと一気に嫌われるので控えるが、それなりにトゲがある。トゲは小学校1年からずっと生えていて、大人になる事で社会性をおび、ある程度器が大きくなったから、そのトゲが隠れているにすぎない。
よって、あまりに理不尽な事をされると隠れていたトゲがめくれて怒りで意識を失う事がある。。。
アシスタント時代は、20歳上の師匠に「今夜は文句があるので、時間を取ってください。」としっかり伝えてから、90分言い合いバトルになった事もある。しかも、それが半年に1回の合計7回だ。いつまで経っても直ぐそこにトゲがある。今日は久しぶりに飛びそうになった。あぶない、、、。
結論、トゲがある事を言いたい訳ではない、トゲも使い方によっては、良い意味で相手の心に綺麗に刺さる事を言いたい。
何の印象も残らない挨拶だったらしない方がまし。「どうせ知り合うなら、一気に1年付き合った友達レベルまで深くいけ!!」そう思う。そうなるには不謹慎を上手く利用すべき事を知ろう。
間違っても、今朝の逆鱗のように、自分から最悪な出会いにしない努力をしなければならない。出会いは忘れられないものにするべきだ。初めましての挨拶は、同時に闘いのゴングがなると思え。一気にKOしよう。

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