運転していて思う事がある。東京は基本的に渋滞していて、3車線有る道路の真ん中に素直に並ぶと、大変時間がかかる。理由は,右折レーンや左折レーンに巻き込まれたくない車が、真ん中に列を作るからだ。日本人は、「挑戦が嫌いな人ばかりだから、真ん中ばかり並ぶのか、、、」と思うのである。
津野は基本的に真ん中は使わない。そっちの方が早い事が多い。
道路は、“人生”と同じだなぁと思う。大多数の人は、変につまづくことを恐れ、安全安心な真ん中のレーンに並ぶ。しかし、ギャンブル的な人生を楽しむ人は両サイドのレーンに掛けて、ワンチャン大逆転を狙う。
昨日帰路に着く時、追い越し車線をスイスイ走っていたら、目の前が詰まっていた。真ん中のレーンに移動を試みたが入れなかった。
大抵の人は減速して、入るタイミングを図るのだろうが、そのままのスピードでギリギリまで直進したら、“あと数メールでブレーキ”のタイミングで、真ん中レーンが空き入れた。
これは人生に例えると、力を抜かずに走り続けていれば、いつか道が開ける時が来ると言う事だ。
道路上のなんて事ない ただの出来事だが、新川優愛さんが20歳の頃に広告代理店の社長に言われた言葉を思い出した。
「10年続けてればライバルはいなくなるから、頑張って続けなさい。」
“走ってさえいれば、いつかチャンスが訪れる”と言う事である。

国道246号線で、世田谷➡️渋谷に入る時にオーバーパスの道路がある。
1番右側のレーンに並ぶと一般道との合流を回避できるので、早い。
逆に、渋谷➡️世田谷に出る時は、左側の車線に並ばないと、とんでも無い渋滞に巻き込まれる。オーバーパスを抜けた先に一般道への逃げ道があるからだ。
津野はよく、アシスタントや後輩スタイリストに「運転が早い」と言われる。それは車を運転する時に、この先どういう状況が待っているかを想像して走るレーンを変えているからだ。
本当にわからない道は、ギリギリまでどちらの車線に並ぶかを迷う。これを18歳の頃から仮説検証を繰り返して今に至るので、都内の道はめちゃくちゃ詳しくなった。
運転は仕事と同じで、ある程度 先を読んで瞬間的に方向性を変える作業の繰り返しだ。カメラマンのラックマンが言った「仕事の出来る人は、車の運転が上手い」と言うのは納得いく理論である。

「飛躍的な成果や成長がないけど、取り敢えず今を頑張っている、、、。」という人は多いだろう。むしろほとんどの人はそうだと思う。津野も行きたい世界、コミュニティがあるが、その界隈に行けない事に歯痒さと苛立ちがある。
ただ,今やるべき事をひたすら続けていれば、いつか道が開ける時は来る。よって、そのタイミングを減速する事なく計っている状態が大事なのだと思う。
例えば、
Aスタイリストのアシスタントに就きたいけど相手にされていない人も同じ。いつかその門は開く時が来る。その時をただ何もせず待つのでは無く、他のスタイリストの元で経験と実績を積みながら、走りながら待つ方が賢い。
全然違う仕事で待っていても、目的地は遠ざかって行くだけである。ほんの近くで伴走する事の重要性を知ろう。
皆、運転中の割り込みは嫌いだろう。津野も出来ればしたくない、、、しかし、目的地に早く着くためには、割り込まなければならない瞬間もある。
割り込まれた側はイライラするだろうが、前の車にピッタリくっついて走っていれば割り込む隙はない。ボーッとして進む事を忘れているから、スッと入られてしまうのである。そのタイミングを常に狙っている津野みたいな人間は必ずいる。
そして、割り込んだ後は、角を曲がってしまえば後の祭り。両者とも忘れる。だとしたら、全力で走りながらも隙間を狙って行こうではないか。
いつか自分の望む世界の扉が開く時を狙って、速度を緩めずに、ひたすら全力で走っていようと思う。

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