「何とかなるんじゃね、、、」と甘く見積もって仕事に取り掛かる。いつもそうだ。それで実際やってみて、なかなか厄介な事に気付いて、焦って途中からスピードを上げる。。。つまり、
「舐めてかかって本気でやれ」を幼少期から実践している。
後先を考えずに一歩目を出す癖がある。ただ、この適当さが、多忙でも精神的に病まない秘訣なのかもしれない。
昨日初めて担当したタレントとそのマネージャーは共に、ある日を境に全てが嫌になった経験をしたという。
タレントは何もやる気が起きず、大手芸能事務所を辞め、今はフリーで頑張っている。
マネージャーは、タレントとエージェント契約をしていて、仕事を持ってくる役目。つまり、営業担当であり、現場業務は担わない。
しかし、昨夜の収録は、体調不良で現場に来たにも関わらず、収録が終わるまで待って挨拶して帰った。
収録が回ったらもう役目は果たしているが、「最後の挨拶までキチンとしなくては、、、」と思ったようだ。
津野は挨拶もなく出るタイプなので、「本当に素晴らしい人だな、、、」と思うのである。彼は奥様から「貴方は真面目過ぎる」と忠告されているようだ。

ただ、この情報過多で、昼夜問わず多方面から仕事が舞い込む現代社会において、完璧を目指してしまうと、必ず何処かで壁にぶち当たる。
数年前弊社に入って2週間で辞めた新人も、完璧を目指して段々顔色が悪くなっていき、結果辞めていった。。。
結局一つの事を長く続けて行くためには、「なんとかなるでしょ?!」と高を括る【いい加減力】みたいなものは必要なのだ。
高を括りすぎて、間に合わずバカを見る事もたまにあるが、なんとか形にする努力さえ出来れば、それで問題ないのではないだろうか。
この何とかする力の事を世間では【仕事】と呼ぶのだが、入り口に関しては「適当でよくね?」と思っている。
ただ,ここに関しては元々の性格もあるので難しいところ。しかし、真面目過ぎると自分がぶっ壊れるのは目に見えている。
よって20歳前後の若者諸君は、社会人成り立てで完璧にやろうなんて考えなくて良いと思う。「先ずは怒られながら続けて行くこと、生き残る事を最優先に考えて行けたら、長続きするのでは?」と思っている。
津野は新入社員に「無理に覚えようとするな」と伝えてはいるが、真面目であればあるほど、追い込まれているのが分かる、、、。結局 他人が助言した所で、元々の性格を変える事は出来ないものだ、、、、。

スタイリストの仕事は難しい。その中でも特に弊社は、案件と取引先が多く、スタート3ヶ月は頭の中が 困惑する。
各タレントチーム毎にグループLINEが組まれて、あっちを対応し終わったと思ったら、こっちを対応し アワアワする。
1100社の取引先とやり取りをするのだから、泡吹いて然るべきだ。そんな天文学的数字の取引先と スタートから上手く渡り歩こうとしてはいけない。
「そのうち何とかなる。」という半ば良い加減な気持ちが、鬱にならない為の薬となる。
これが3ヶ月、半年経つと不思議と慌ただしさにも慣れてくる。その時にコミットしていけば良い。ただ、半年経っても1年経ってもマイペースを続けていると、身内スタッフに置いて行かれて 会社に居辛くなるので、そこは我を忘れて、頑張るしかない。
とりあえず、完璧主義は早目に手放す事をオススメする。

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