スタイリストは、お金を貰って名所巡り

プロフィール

スタイリストの仕事の良い所を1つ。それは、制作会社が知らない場所へ連れて行ってくれる所だ。移動が好きな人や、「家の中には何もなく、外には宝物が落ちている」と考える津野みたいな外交的人間であれば,候補に入れるべき職業だと思う。

別に服が好きである必要はない。世界を旅したい人。人が好きな人。新しい出会いに重きを置く人には向いている。

理由は、ロケに出れば知らない世界をコーディネーター付きで回れるからだ。通常の旅行、デートだと自分で予定を組んで金を払って、ルートを考えなければならない。しかし、ロケは自分が知らないスポットに自動的に連れて行ってくれて、ロケ車付きで回れて、お金を貰える。ロケ中に知らなかった人達と出会い、食事をし仲良くなる。

スタイリストの仕事の流れが一通り分かると、気を抜ける所がわかるので、ポイントで気を抜ける。これは最高ではないだろうか。

ちなみに入社1週間の里佳は、スタイリスト業の苦労を知らないので、「コレが仕事で良いのでしょうか、、、」と戸惑いの発言をしていたくらいだ。

先日の長野ロケでは、戸隠神社⛩️というところに行かせて貰い,全身でマイナスイオンを浴びて 夜は会食🍽️しかも、タレント好きの人はタレント込みでの食事会となる。こんな機会は普通はあり得ない。

希少体験をするには持って来いの仕事である。

若い頃は、城や神社等の地方の名所に興味がなくても30歳を超えてくると、それなりに好きになる。津野も幼き頃は、「神社に行くなら友達と公園でボール遊びしたい」と思っていた。近所には沢山の友達がいて、声をかければ5人程度は直ぐに集まった。

しかし、大人になるとそうではない。同級生のほとんどは空き時間は全て家族と過ごす。息子、娘の学校での繋がり、習い事での繋がりも生まれて、親同士も互いの家に行き来する様になり友達になる。

一方で、大学時代に津野宅に毎日入り浸っていた10人の仲間は、2年1回話すかどうか。近くに住んでいるわけもなく、「集まれ」と言っても集まれない距離感。

更に金の問題も出てくる。友達とのご飯に1万円使うなら、子供の習い事に当てたい経済事情の家庭も多い。

この様に大人になり家族がいないと、友達と集まる機会はほぼ無い。となると、人と集う機会は仲の良い仕事仲間くらいである。

・仕事として仲間と外出できる事。

・行く先は制作会社が決める事。

・上記でお金を貰える事。

人間は「暇と孤独」には耐えられないので、上記がどれだけ有難い機会か、、、と思うのだ。

今や結婚する人はピーク時の半分以下。日本では、1970年に110万組結婚だった時をピークに、2000年80万組、2025年48.9万組となっている。さらに離婚率は3組に1組。独身の大人が増え続けている。

独身でも、人や社会と関わりながら楽しく生きていく為には、強制的に「暇と孤独」を避けられる環境を選んで行かないといけない。

こうなった時に、週に数日でも撮影が入るのならば、スタイリスト業は最適だなぁとしみじみ思う。

仕事がある事が前提になるが、そこは年配スタイリストも新人スタイリストも同じ条件なので、各個人で頑張るしかない。

前述したように、若いウチは単純に独身の比率が高いので集まりやすく、年配は集まり辛い。おじさん、おばさんになってからも、独身を貫くのならば、40歳には ある程度忙しいビジネスパーソンになっている事をオススメする。忙しくする為には、20代30代の時の信用の貯金がマストなので、金の投資も大事だが、人への投資も怠らない様にしよう。

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