今日から1人研修生が来ている。学生インターンだ。津野が講義に行った学校の生徒で、講義により津野の素性が知れた事で、安心してインターンの申請を行ったようだ。
人は知らない環境に行く事に抵抗がある。これは本能だ。今までの安心が脅かされる可能性が高いのだから仕方がない。
しかし、その恐怖を超えて行動した時に新しいドアが開くもの。
彼女のインターンを皮切りに、同級生の皆さんもインターン活動に動き出したようで、1人が動くと、皆が動く、、、集団の心理だなぁと改めて感じた。
今回学びに来ている方は、一度はスタイリストの野望を諦めかけたが、講義をキッカケに「もう一度スタイリスト業を真剣に考えてみようかな、、、」となった様で、動いたようだ。
わずか90分のトークで、少しでも人の気持ちを変えられたのなら行った甲斐があった。

ある1人との出会いが人生そのものを変える事がある。津野は米倉涼子さんだった。
米倉さんのマネージャーを経験しなければ、キラキラしたスタイリスト&ヘアメイクに会えていない。彼等との出会いと憧れが人生を前に進めた。
学生の中には、将来何になりたいのかすら分かっていない人もいて、それはそれで辛いようだ。
原因は情報量の少なさによる。どの職業がどんな実態か理解できていないから、飛び込めないのだ。
今回来られた学生も初日を終えて、「こんな和やかな仕事とは思ってなかった」と話した。
想像では、空気は殺伐ととしていて、「次、コレやって、遅いからもっとスピードあげて」みたいな怒号が飛び交う空間だと思っていたようだ。
実際には、それぞれの現場で笑い声が飛び交い、タレントさんも笑っていた。
この実態を知らずして、仕事を誤解して生きてきたのなら、それは機会損失。情報が少ないことは悲しい事である。
分かりもしない空間を想像し、空想を作り上げる事は、ただ無駄に悩んでいる事と同意。悩みは人生を1ミリも前に進めない。であれば、解決策は自分の目で早々に確かめに行くことだと思う。
知りたい職業の会社が、インターンを受け付けていないならば、「社内見学に行かせてください」と伝えて、自分の目で実態を確かめる回数を増やすよう努力しよう。
それが悩み解決の最短ルートだ。
結果として「やりたい事がありすぎて困る😅」となれば、人生は楽しみだらけである。

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