制作会社への配慮忘れてない?

プロフィール

至れり尽くせりの地方ロケスタート。3日間の地方撮影に出ている。ココに合わせて絶食プログラムを終えたので、1人だけプロテインを飲む必要はない。少しホッとしている。

俳優周りを担当するスタイリストは、俳優と同じチームの一員として参加する。

仕事で東京を離れるわけで、宿泊施設、会食はお決まりコース。ただ、仕事前の食事に関しては、各個人が支払って然るべきだと思うが、そこも支払ってくれる制作会社もそれなりにいる。有難い🥲

今日は朝8時に羽田空港に集合だったが、朝食からカフェで奢って頂いた。。。

制作会社は、事前に飛行機、ホテル、ロケバスを取り、売れるか分からない出版物の制作に入る。過去のDATAから何冊印刷するか検討し、在庫の残らない様に商品を完成させようとする。

スタイリスト、ヘアメイクには事前に宣伝段階からギャラを先払いし、発売日を迎えて売り切って、やっと回収に入る。約半年間よ長い戦いの始まりである。

津野は洋服ブランドをやっていることから、売れるか分からない物に「希望」を乗せて、在庫を抱える事がどんなに しんどい事は理解できる。

例えば、俳優のカレンダー制作会社は、それなりの物を作ろうとすると「5000万円は事前に手持ちがないと開業すら厳しい」と聞いた。

独立したての人間にはそんな金はないので、まずは銀行や日本政策金融公庫へ ドサ周り営業である。そしてやっと掴んだ金で開業しても、万が一、発売前にタレントのスキャンダルなんぞ出れば、会社の売上は はちゃめちゃになる、、、。怖い仕事だなぁ、、、と思うのである。

我々スタイリストにも同様のリスクはあるが、制作会社に比べれば、スタイリストの先行投資(リース料)はしれている。高くても数十万。そのくらいならバイトしてでも返せるが、制作会社はそういうわけには行かない、、、。

このようなリスクを背負って、我々を地方に連れて行っているわけで、それだけでも見上げた根性である。そんな事 考えもしなかった、若かりし時代。「ただ仕事を終えたから」という理由で、直ぐに請求書を起こし請求書を送っていた。

なんなら、それに対して返信の遅い取引先に関しては、ガンガンに詰めて連絡していた。「スタイリストとしては、撮影が終わった時点でもう役割を終えているので、早く支払って頂けませんか、、、」といった具合である。。。

スピーディーに請求書を送る事は、全く悪い事ではない。ただ担当者への配慮は忘れてはならないと思うのである。

津野は上記を考え、世話になっている会社さんには一言添える様に気をつけている。

発売前で、回収にも入っていない段階で、大変心苦しいのですが、今回の請求に関して詳細を伺っても良いでしょうか、、、、。

これを付けるだけで「津野さんは制作の気持ちが分かる人だ」と一目置いて頂ける。。。

例えば、テレビ局のような超巨大な組織に対して、そこまで気を使うと 逆に面倒くさがられるが、マイクロ法人で切り盛りしている会社に関しては、経理担当が社長の時もある。そのような時には、少なからず配慮が必要だと思うのである。

配慮がないと「制作の気持ちも分からないスタイリストが権利ばかりを主張するな!」と,反感を買う事になる。コチラとしては、真っ当な請求をしていても配慮がなくて、チームを飛ばされた身近なスタッフの事も知っている。

スタイリストは個々人で戦っている様で、沢山のチームに所属しているのだ。上手くいけば何年も何十年も一緒に,仕事をする仲間になる。

制作会社側がドンドン成長すれば、それに伴ってスタイリストにも 大きな案件が次々に降りかかる事になる。巨人の肩を借りるとは、こういう事である。

どんなチームにも,フランクに元気に、気を遣って接していけば、必ず貴方を高みに連れて行ってくれるだろう。その為の十分な気遣いは怠ってはならない。

細かい事だが、チームの方に用事があって貴方から電話した場合は、貴方から電話を切ってはいけないコチラから一方的に相手の時間を奪っておいて、コチラから切るのは失礼極まりない行為だ。この様に細かいところも丁寧に処理して、強固な関係を使っていこう!!

チーム戦では、僅かな一本の綻びが、後々にチームをバラバラにしかね無い。仕事仲間は存分に気遣っていこう‼️

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