大阪モード学園の講義に行ってきた。今回は今までとは毛色を変えて「質問に答える形式」で行った。理由は、昨年の東京モード学園の講義の際、質問コーナーが1番盛り上がったからだ。やはり「自分が話したい事よりも、生徒が聞きたい事を主軸に構成しないといけない!」と思った。
お陰様で講義自体は問題なく進んだ。しかし、全然時間内に終わらず、質問の半分未満で終了。後半に控えていた生徒には大変申し訳ない事をした。
1.5時間ではなく3時間必要だった。。。次からは、均等に答えれるように、似たジャンルはまとめて解答するなり、工夫を凝らさないといけない。。。
質問の中で印象に残ったのは、下記だ。
「給料に関して、スタイリスト業界を変えて下さっている第一人者だと思いますが、何故そうするのか?」
コレには3つの解答を行った。
①先駆者になる
②貧困はIQを下げる
③リクルートの為

①今は賃上げの時代。大手企業はガンガン初任給を上げている。給料据え置きだとインフレにより、貧困層の増加に拍車がかかるからだ。しかし、スタイリスト業界では今だにその波は来ていないし、このままでは来ない。そんな中、誰かが先駆者となって時代を変えないと、スタイリスト=過酷労働の代名詞となり、若手のスタイリスト志願者は減るだろう。
我がアシスタントの給料をSNSで晒すことで、現スタイリストに危機感を煽り、お金の面で業界全体をボトムアップしたい。「津野さんが居たから、救われた」と後世のスタイリストを救えれば幸いである。
現存するスタイリストからすると、迷惑極まりない行為だろう。しかし、師匠である我々スタイリスト陣のような既得権益者ばかりが至福を肥やしていては、老害確定である。「自分が良ければそれで良い」がいつまでも通って良いわけがない。
②貧困はIQを下げる。これは脳科学的に証明されている。日々の生活費にアセアセする人のIQは、10ポイント下がると言われている。コレにより頭良かった人間が馬鹿になる。弊社は「頭の良い集団を作りたい」のでお金で馬鹿になって欲しくない。
最高の仲間と最高の仕事をしていきたい。よってIQを,お金で買い取っている。
③スタイリスト業界は、未だに月給10万円以下が横行している。ただでさえファッション誌がなくなり、スタイリストの成り手が下がっている今、10万円以下だと、誰もやりたく無いだろう。
チームは「人が全て」だ。アシスタントは自分の分身。スタイリスト本人が1つの現場に留まって居られず、忙しく東京中を駆け回る中、アシスタントの人間性の良し悪しが弊社の仕事量を決める。
アシスタントが、クライアントやタレントから気に入られるスキルがないと、会社の仕事は減っていく一方だ。
人材が減る一方のスタイリスト業界で、良い人材を集めるには、先ずは条件を整えることがマスト。高条件は最低条件。そこから、パッションが合う人間を採用していくようにしたい。

この3点から高い給料を出している。大手企業からするとまだまだだが、津野が様々な事業を当てて、大金を稼ぐ能力さえあれば、良い人材は自ずと集まってくる。
言い換えれば、金を稼げない人間の元には人は集まらない。よって、経営者が商売に真剣に向き合わなければ良いチームは作れないのである。
【人】【物】【金】を集める事が、リーダーの役目だ。【人】も、資材である【物】も【金】がないと集まらない。そこはシビアに考えている。よって、「無駄な経費を使う行為、使わなくても仕事が回る経費に関しては、押さえろ!」とかなり厳しくアシスタントに伝えている。無駄使いしているようでは、良い人材は集まらないのだ。
後は、この事実を世の中の人に知って貰うために、YouTubeで発信して行かねばならない。これも大事な経営者の仕事。

先日、数年頑張ったアシスタントにボーナスを渡す動画も撮ったので是非見て頂きたい💰
スタイリスト既得権益の独壇場が改善され、アシスタントにも十分な給料が行き渡るように、先ずは自分が前を走って突き抜けなければならないと、勝手な使命感を感じている。
10年後にまた、『スタイリストになりたい若者』が増えるよう、身を粉にして働いていこう👚この素敵な職業を無くしてはならない。

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