表情を見せる事の重要性

プロフィール

講義中気付いた事がある。多くの生徒がメモを取ることに必死な中、メモはサッと終わらせ顔を上げて笑っている人を、目掛けて話してしまう。

当然ながら、笑っている人はリアクションが1番良いので最も気に入られる。数人が集まって話す時、むしろ1番笑う人にしか目に入らない。

更に、1人だけ初めから終わりまで、椅子を体ごと発表者側に向けて聞いている生徒がいた。彼女には講義後その所業を「素晴らしい行為」だと伝えたが、その様な人が1人いるだけで、発表者はテンションが上がる

価値とは人のテンションを上げる行為なので、彼女達は間違いなく 津野にとっては価値ある生徒だった。

そして、今回カメラマンを同行させる予定だったのだが、寝坊して講義の撮影に間に合わなかった。。。残念と思いきや、大阪まで謝りにきて、いきなり土下座、、、🙇津野とモード学園の先生で笑いながら、「顔を上げてくれ」とお願いをしたが、その表情1秒で全てがチャラ。その後、学校を出て わざわざ謝りに来てくれた御礼に昼ご飯を奢った。ココでも表情の大切さに気付く。

人に対する敬意をもった姿勢、やる気、謝罪は全て態度と表情に出る。ココを学生は強化した上で社会に出れば、評価は上がるだろう。

しかし、世の中には表情を作れない人も一定数いる。

そのようなタイプの方は、感情と表情を結びつける練習をしよう!!嬉しい時は大きく笑い、驚いた時は目を見開く。感情を隠さずに顔にのせるイメージだ。1.3倍オーバーリアクションを取ろう

更に、こめまめに鏡を見る練習。自分の表情をチェックする習慣をつけるだけで、自然と広角が上がるようになる。

いつもブログでは伝えているが、表情は努力でなんとかなる。後は本気で危機感を持ってやるかどうか次第だ。

さて、昨日のモード学園講義では質問に対して半分しか答えられなかったので、ココで答えようと思う。

スタイリストをしていて、嬉しいことは何ですか」

解答は【活躍している友に会える事。】15年もスタイリストをやっていると、本当に沢山のタレントとの出会いと別れを経験する。スタイリスト成り立ての頃は、理由も言わずに離れて行くタレントの背中を見ながら,悲しい気持ちになった。しかし、悲しんだところで結果は同じ。「自分が苦しむだけ」と気付くようになる。そして、その回数が増えれば増えるだけ、「別れ」に慣れて来る。

次第に「過去を悔やむよりも、今あるものや今担当している方々をより大切にして行こう!」となり疎外感を克服していった。

そんな中、TV局や舞台挨拶の現場で、弊社から離れたマネージャーやタレントにあう時がある。その時に交わすコミュニケーションはとても楽しい。

会わない間に、芸能界でメキメキと力をつけて頑張っている姿を見て、その感想を本人に伝える。「最近の活躍は凄いなぁ」」とか「次の映画の撮影大変?」とか、、、。近所の友達が、あっという間にプロ野球選手になって行った感覚である。

タレントやマネージャーも津野が嫌いになって離れた訳ではないので、旧友に偶然あった感覚になる。この時が格別。

相手も目を見開いて再会を喜んでくれる。それが嬉しくてたまらない。一つのことを長くやっていると良い事もあるものだ。

この様に、別れの出来事よりも、共に楽しく過ごした数年間の歴史に焦点をあてて、再開を楽しむ。初めは全く売れてなかったタレントが大きくなって、自分の目の前に姿を表す嬉しさは、他のスタイリストだって同じだと思う。

昔は自分の活躍ばかりにしか目がいかなかったが、時が経つにつれ、仲間の活躍が嬉しくなる。ただここで大事な事は、タレントの活躍と比較すると霞むが、自分もそれなりに成長している事がマストである。でないと、素直に喜べなくなる。

目の前を光のスピードで駆け上がっていくスターを眺めながら、1日1㎝でも良いから,自分が前に進む事。その気持ちを忘れてはならない。

30代前半の自分からは想像も付かない事だが、他人の成功を思う日が来るとは思ってもみなかった。。。歳を取るのも案外悪くないものである。

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