映画の完成披露試写会だった。もう何度もやってきたが飽きないもので、毎回テンションが上がる。元来「晴れ舞台」というものが好きなので、それが起因しているのだと思う。
今回のメイクさんは岡田さんhttps://www.instagram.com/tomokookada?igsi=MWlncXh1cjZiZTRoMg==だった。彼女は美容オタクで美容系の商品に詳しい。
メンズ服で言えばYouTuberのMBさんのように、コスメの歴史から、最先端のトレンドから、現行の商品まで、美容に関する勉強が趣味で、それを見抜いたメディアが、7年前〜こぞって取材に来ている。美容雑誌のYouTube番組出演に数多く出演され、何かと忙しそうだ、、、。
本人の性格的には出たがりではないが、「依頼されたから出る」というスタンスである。
岡田さんを見ていると自分も服オタクだったら、「スタイリストとしての個性ももう少し出せたのかなぁ」と悔しく思う。
しかし、津野は服オタクとは掛け離れたタイプで、その領域では闘えない為、オタクが羨ましく思うこともしばしば。

ただ,津野タイプのスタイリストも多いと思う。細かくいうと「服はそれなりに好きだがオタク迄は行かない。ただ組み合わせて、それによって着る人の気分を上げたい。」という人。
服そのものが好きと言うよりも、「都度チームで集ってアート作品を作る事が好き。」みたいなスタイリストである。
しかし、世間からは専門家としての意見を求められ、トレンドを聞かれたり、「私に似合うブランドって何ですか?」を度々聞かれる。
専門家だが専門家らしくしていないので、それはそれで辛い。。。
つまり、世間からの見られ方と、本当の自分は違う事に悩む感じだ。今は多様化の時代だからまだ良いが、10年前迄は【その人🟰その職業】みたいな見られ方ばかり。
本当の自分はスタイリストも好きだし、カメラも好きなのに、職業がスタイリストというだけで服オタクと思われる事には抵抗があるものだ。
今は芸人がビジネスをする事も、スタイリストがロケバス会社をやる事も普通の【副業時代】に突入した。お陰様で「人は職業で決められない」という指標になっている事は有難い話である。

津野は数年前からメディア露出を目指して専念しているが、メディアは元々その道の尖った人間を取り上げる傾向にある。
スタイリストであれば、「コーディネートを語るならこの人」、「トレンドはこの人に聞け!」という形で、ファッション雑誌系のスタイリストが、ドンドン出される。
現にスタイリスト兼インフルエンサーの百々さんや。金子さん。大草さんはそうだろう。
ではファッション雑誌系ではない、芸能系スタイリストはどう出て行けば良いのだろうか、、、。今は亡きピーコさんや、ドン小西さん、はその走りに近いが 彼らはファッション評論家だったり、デザイナーである。かたやヒロミフカミのフカミさんは、スタイリストとしてメディアに出ているが、元々はテレビ番組「笑っていいとも!」からの露出だった。
つまり、元々【芸能のスタイリスト】としてメディアに出た人で地位を確立した人はいない。
昔でいえば、野口強さんや、熊谷隆志さん,祐真朋樹さんはスタイリスト業界では超有名だったが、売れっ子タレントほど有名かと言われればそうではない。
あくまで、その道の達人という扱いで、ホテルで言えば、ホシノヤの星野さんや、アパホテルの元谷さんと言った感じだが、彼らほどメディアには出ていない。
結論スタイリストでは、まだメディアを騒がす革命児は現れていない。ヘアメイクでは小田切ヒロさんや、オーシャン東京の高木くんは、第一線で頑張っている気はする。その位置のスタイリストが現れても良いのではないだろうか。
スタイリストとして、表に出ていく事の難しさを感じながら、YouTube1本1本でコツコツとメディア業界との距離を縮めて行きたい所存である。

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