依存してない?

プロフィール

急な案件を頼まれた。昨夜電話がかかってきて、「明後日撮影したい」と言われイメージがきた。倉庫にはない服だ。

更に予算も少ない。さて、どうする?まず出てくる言葉で1番多いのは、「厳しいです。」だろう。これは三流。何事も可能性の余地を残さず断ると、嫌われる。「直ぐ諦めるスタイリストか、、、今後 頼まないな。。。」である。

二流は、「探してみます。」という、探すのは良いが無かったらどうするつもりだろうか、、、そんな一か八かの賭けに出ていたら、身がもたない。更に、無かった時に多大な迷惑をかける。

一流は、「ギリギリまで探しますが、無かった時の為に撮影中止か、他のスタイリストへの発注も考えておいて下さい。」といって、翌日こまめに連絡し、途中経過を送る。ここまでやって、嫌われる人はいない。

ちなみに津野は翌日7名のモデルで2現場撮影が入っていたが、「無い可能性もあるが、探し続けるので待っててくれ」と伝えた。アイテムが見つからない可能性も踏まえてメッセージを残した形だ。結果、素敵なジャケットが見つかった。この時に大きな信用が肩に乗っかる。

こういう上司を持った部下は「翌日、何をしないといけないか、、、」それは、こまめに情報を流しつつ、探しださなければならない。

見つかったら師匠に確認し、服をキープし自らサイズ確認をして 成功へと駒を進める。この推進力が必要となる。他人任せは絶対にNGである。

⚾️野球でセンターとライトの間にフライが飛んで、譲り合って球が落ちミスに繋がるように、アイテムを見つけた人は「俺このまま進めるので任せて下さい」と宣言して、1人でガリガリ進めて行く。そのような姿勢が大事である。

弊社は津野1人で年964本の撮影を回せるわけでは無い。アシスタントの力あってのものだ。アシスタントが自分をアシスタントと思わず、1人のスタイリストとしてガリガリ単独で進めていく。その様なアシスタントが複数人揃った時に、爆発的な力が生まれ、とてつもない結果を作れる。

1つの会社で100億1000億を売上げる会社は、社長1人では成し得ないものだ。だからこそ、会社という集団を作って勝ちに行く。

弊社は、1億円プレイヤーを100人集めて、会社で100億に持っていくイメージ。

大きい会社の人からは、「たかがアシスタント4名で何の話をしているのか、、、」と思われるだろう。しかし、スタッフ各々が依存型ではなく、【独立型人材として責任感で闘える戦士】でないと、弊社でアシスタントはやっていけない。

先程もインターン生が、「ジャケットの袖がウネウネしてます、、、どうしましょう」と相談しに来た。それに対し、津野の答えは「どうすれば良いと思う?それをやって」である。

結果何の相談にもなっていない、、、でもそれで良いと思っている。依存型は厳しいという事だ。独自で思考し、なぎ倒していく能力が大事である。

独立しても上手くいくフリーランスを育てるのと、会社員として素晴らしい人材を育てる方法は違う。

これは、「独立向きの人」と「アシスタントのプロになってしまう人」との違いと同じ。

その大きな違いは

・1人で全ての業務をこなしながら、道を切り開いていける人間か、

・セクション毎に役職を分けて、セクション内の最大値を目指すか

であるが、津野の所にアシスタントに来る人間は「独立を目指している。」その時点で、1人で全ての業務をこなし、ゴリゴリ道を作るタイプでいる必要がある。

心の何処かに、「他人がやってくれるから大丈夫!」と思っているのなら、怒られ続けて毎日つまらなくなる。

そして、「怒られない様に頑張ろう」とするのも依存型と同じ事。そうではなく、「絶対に自分で自らゴールテープを切る」という覚悟が必要である。

今まで依存してきた人が、独立型に転心するのは難しい。しかし、いずれにしろ数年後 全てを自分でやらなければならない。誰も助けてくれない。だとしたら、アシスタント1日目から「俺に任せろ」と胸を張って、挑むべきである。

頑張れ!!未来のスタイリスト達。 

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