20代はイキリ倒せ

プロフィール

スタイリストで“ブランドロゴが大々的についたもの”を着ている人は少ない。さりげなくロゴが入っているものはあるが、胸のど真ん中の位置にGucciと入ったようなものは着ない。。。しかし、世の中にはロゴを前面に押し出した服を着ている人は多い。この違いは何なのか、、、。

スタイリストとして思う事は、「ブランドの力を借りなくても組み合わせ次第で、ハイブランド級の着こなしが出来る」という自信の表れな気がしている。

津野も22歳サラリーマン時代はお恥ずかしながら、DGのバックルベルトを付けていたし、スーツも茶色ベースに白のストライプを着用していた。(派手なストライプは、威嚇の現れ

時は流れて、アシスタント時代。DIORオムのブルゾンや、バレンシアガのコートを安く仕入れて着用した。新人スタイリスト時代には、ド派手な色合いの布の切れ端の古着トップスを着て独自性を出し、ガリアーノのサルエルパンツを履いて、ブッテロのブーツをブーツイン👢。どう見ても異端である、、、🥲

この時で30歳。実に20代の8年〜10年ブランド様の力を借りて生きた。

ではなぜ、その様な服を着用したか、、、その理由は「自信がないから」である。自信のなさを装いで捲(まく)りたいという思いがあった。

強靭なブランドの力を借りて、「本物感」を出したかったし、「承認欲求」を満たしたかったのだと思う。

周りからダサいと思われたくないから、ブランドロゴの服を買う。ダサいと思われたくないから、大衆が着ない派手な色の服を纏う。周りの目を気にした10年間だった。

そこから徐々に徐行に自分を着飾る事を辞め,今や同じ服を着る毎日。それが悪いとも何とも思っていない。

弊社お貸しやに来るスタイリストのほとんどは、オシャレで、目を見張るコーディネートをされているが、「自分もその様に振る舞おう、、、」とは思わない。いつか、スタイリスト業を辞める事があるなら、「毎日毎日 着飾ってコーディネートを楽しむ老後も悪くない」とは思っている。

これは決して、着飾るスタイリストをやじってる訳ではない。タレントやマネージャーからの見られ方としては、いつも同じ服のスタイリストよりも、毎日オシャレなスタイリストの方がベターだろう。

しかし、他人の目を気にする事が無くなった今、自分のコーデに「可愛い服ですね」とか、「コレどこの服ですか?」と突っ込まれる事は、嬉しいよりも「面倒だ」と思ってしまう。

見栄えで生きていない為、服に注目されたとて それでは欲求は満たされないからだ。服の選定が良いのはプロとして当たり前。当たり前を褒められても嬉しくないのは分かるだろう。

貴方が星付きレストランのシェフで、友人から「何でこんなに美味いの作れるの?」と言われても、「仕事だから、、、」としか答えないはずである。。。

似たような事で車も同じ。昔はベンツ、リンカーンナビゲーターと乗り進めたが、今や燃費の良いTOYOTA車を10年乗っている。TOYOTAを買った時は14歳下の妻に、「もっとスタイリストっぽいカッコイイ車乗りなよ。」と言われたが、見栄えは効率には勝てなかった

当時妻は21歳。年齢的には見栄えを気にする時期だったのかもしれない。

人は自信が付いた時、見られ方 振る舞いを気にしなくなる。時期は人によるが、同級生が「人生が楽になった」と話す事から、多くは40代なのかもしれない。若い時は何者にもなれず、自信もなく、周囲を認めさせるには見た目しかないように思えた。

足りない物を満たすには多額のお金が必要だが、その時代には金はない。若者は、そのジレンマの中で苦しむ。

そして自信が付いた頃には、物を買う機会は少なくなる。物に価値がない事を知り、経験に金を使うようになる。

コレを思うと人生でお金が1番必要なのは、20代。よって、NISAは程々に 買いたい物をどんどん買おう^_^

津野の子供達への遺産分配は、彼等が30歳も28歳の時だ。必要な時期に必要な物を渡そうと思う。

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