スタイリストアシスタントは徐々に減る

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2040年には日本全体の働き手が、1100万人足らなくなる。という事実をご存知だろうか。

既に秋田県の小学校では、教員採用試験の志願率は1倍。つまり、名前を書けば受かる。今まではデジタル系の人材不足、後継者不足くらいのものだったが、これからは生活維持に必要な人材が足らなくなる。。。

完全に「働き手が会社を決める時代」に突入する。韓国に関しては、日本よりも深刻なスピードで問題となっているようだ。

ところで、皆様は生き残る人の条件を知っているだろうか。

【強い人でも、賢い人でもなく、変化に対応出来る人が生き残る。】これは過去にダーウィンが唱えた内容だ。

これを受けて津野は、変化に対応するため、常に3年5年先をみて、先に動かないといけないと思っている。これが10年先だと分からなすぎる。1年だと世の中は、さほど変わらない。だから、3年〜5年だ。

弊社はアシスタントがいないと完全にOUT。需要に対して供給がマッチしない。スタイリストの世界においては既に、ほとんどのスタイリストがアシスタントを欲しがっている。

スタイリストの業界は古い。師弟関係が存在し、師匠はアシスタントを雇用ではなく、修行という当て付けにして、低賃金で長時間労働を強いる。

社員やアルバイトではなく、外注さんとして働いて貰っている。よって保険等はない。

弊社も低賃金は否めない。130万円の壁を意識しつつ、ギリギリ東京で単独で生きて行ける設計になっている。詳細は下記の通り

半年間の研修を終えたら、月のアシスタント外注費は11万円+外部でのアルバイト(大体4万円)。合計15万円。

【おおまかな内訳・東京の家賃🏠が7万円、携帯📱1万円、水光熱1万円、化粧品1万円、食費5万円(1日1600円or弁当🍱)】

「奨学金の返済がキツければ、大きな一軒家である我が事務所に住んで良い。」と言ってある。

(※過去4名下宿していた。)

お風呂なんて、高級マンション並みに広い🛀

服を買いたければ、割りの高いバイトをしましょう、、、。

と言った感じ。

その代わり3年〜4年で卒業していき、師匠のクライアントから将来仕事を貰えるかもしれないし、師匠がやっていたタレントを引き継げるかもしれない。

津野が担当していた芸能人が、元アシスタント担当になった例は数多く存在する。

本来、世間では元会社の顧客を奪うと訴えられるらしいが、当然それはない。アシスタント側が頑張って信頼を勝ち得た証だ。

現に卒業したアシスタントの7名のうち4名は月100万円を達成している。

弊社の事はさておき、アシスタント志願者を増やすにはどうするか、各スタイリストは真剣に向き合わなければならない。

選ばれるには、他スタイリストとの差別化は絶対だ。

閉ざされた社内の空気、プライベートを公表し、師匠は人間性を公表し、魅力ある作品をアップして若い層を惹きつけて行かなければならない。

DMには、対応しないスタンスのスタイリスト、専門学校卒を条件にするスタイリストは次第に淘汰されていくと読んでいる。

スタイリストは、ヘアメイクとは性質が全く違う。アシスタントの活躍が自分の分身となり得る。だから、新規アシスタントの吸引力が、ダイレクトに今後の発展に深く精通する。

「オシャレなインスタビジュアルを作り上げ、🆙するだけ」で新人確保が出来るスタイリストは減るだろう。

新人は、お金や仕事内容よりも、【環境】を重要視する傾向にある。

お金は悪いところで月3万。良いところで15万だ。結果として額は良くない。。。

志願者は師匠がどういう人間で、何を考えているかを事前に見たいと思っている。この業界は離職率が高いという時点で、「入社するのが、怖いなぁ、、、」という心理状況にある。

そういう人をどう仲間にしていくか、スタイリストは改めて戦略を考える必要がある。

何はともあれ1番は、こちらから会いにいく事だ。インターンを積極的に呼びかけたり、学校の臨時講師になったり、セミナーを自分から開催して受講生に共感したり、そういう接触型の交流をしていく必要がある。

津野は上記の全てを行った経験があるが、どれを取ってもアシスタント応募者が現れた。やはり、人は会うと安心する。どんどん会って行こう、オンラインのDMでも良いから接触していこう。

上記方法は面倒くさそうに見えて 実は、スタイリスト人生を楽に前に進める方法である。

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