「独立した時、仕事を振ってもらう為にはアシスタント時代何をしておくべきか?」
⇨【友達以上の関係値を作る事】
人は仲の良いメンバーで身を固めたがる。貴方も学生時代、クラスや部活内で仲の良い2、3人と時間を共にしなかっただろうか。。。大人になってもこの構図は変わらないことを知ろう。全ては学校内での人間関係と同じになる。
この人ちょっと引っかかるなぁ、、、という人と一緒に仕事をする人はいない。しかも、大人になればなるだけ、年齢を重ねれば重ねるだけ、面倒な人を遠ざけるのが人である。つまり、年齢を重ねるとクライアントは挑戦を避けるようになる。よって、試しに「あのスタイリストさん使ってみようかな?」とならなくなる。そ唸る前にしっかりクライアントを押さえよう。
よって、仲が良いくらいではダメ、めちゃくちゃ仲良くなる事だ。それが仕事を手繰り寄せるには1番早い。

「スタイリストとして、コレだけは譲れないもの」
⇨【その辺の一般人のようなスタイリングをしない】
我々はスターを扱う。よって、企画で「素人っぽく」と言われない限りは、一般人の格好はさせない。一般人の格好とは、例えばボーダーTシャツにジーパンとか。チェックシャツにチノパンとかそういう事だ。
顔の濃さと年齢、事務所のタレントに描く方向性をミックスして、他演者よりも担当が浮き出る様にコーディネートを作る。
・顔が薄ければJK、ニット、シャツ、ネクタイ、チーフ
・顔が濃ければJK、ニット という風に様々な要素を計算して足し引きする。
そして、JK、ニットだけであっても素材や色味で スター性のあるものを選ぶ。
例えばJK、ニットだとしてもそこに、ネックレスを垂らすだけでスター性は生まれるものだ。その辺りを経験から算出して提案している。

「アシスタント時代辛かった事」
⇨【金なし、時間なし、ギャラ不明】
アシスタントの辛さといえば、1番は時間がないこと、、、次に金がないこと、、、そしてギャラを教えてくれなかった事だ。
【時間】
人は1日に2時間良き時間があると、「今日一日楽しかった。」と思える生き物だ。その時間があれば、精神的に安定は保てる。しかし、早くても終電、それ以降は徹夜というスケジュールだとそうは行かない。帰ったらドタバタ寝て、起きたら一目散に会社に向かう。その期間を3.5年過ごしたので、それはそれはしんどかった。
後輩に気の合うメンバーが揃ったので、だいぶ救われたが、1人の期間もそれなりにあった。。。アシスタントの中には、睡眠時間が無くても遊びに出かけ、徹夜して次の日の仕事を迎える強者もいるが、津野は「翌日の仕事に備えるタイプ」なので、遊びに行く事は滅多になかった。
【金】
金はずっとなかった。なんせ給料10万円、当時の彼女との同棲生活がなければ、破綻していた。1ルームにギチギチ2人で寝るだけに帰っていたが、容赦なく家賃8万円、、、。ご飯はコンビニのジャムパンorサイゼリアのミラノ風ドリアでやり過ごした。世の中の食事🍽️全てが「高額」に見えたあの頃には、2度と戻りたくないものだ。
友達の結婚式の案内状が怖くて怖くて仕方がなかった。
【ギャラ】
スタイリスト業を学びに来ているのに、ギャラを教えてくれないは、仕事の3分の1を教そわっていないのと同等。独立してからの展望や楽しみを奪われた感じだった。これにより独立してからの数年間は、世間の相場を知らず大損をこくことになる。
まだ仕事中アシスタント時代の頃に思い描く「この仕事は、こんなに貰えるんだ!」という感動こそ、若き日の自分には必要なガソリンだったと思うのである。
そのせいもあって弊社はギャラは筒抜け状態。1年目から相場を学べるようにしている。
学校教育同様、社会人になってからも若者にお金の事を教えない日本は異常である。


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