最近、自分が意地悪ババアみたいで「うるさいなぁ」と悩む。仕事は、ある程度の準備が担保されないと上手く行かないもので、その境界線を超えるとクライアントが悲しむ羽目になる。
例えば、スタイリストにとって
1番良くないのは【物忘れ】
スタイリストはアイテムが全て、本人が行かなくても衣装さえ届ければ上手く行くので、自分が行く事よりも、物忘れに注意を払わなければならない。
2番目に【遅刻】
タレントによっては入り時間の30分前に来る無難な方もいる為、最低30分前には現場に入っていないと、衣装が決めれない➡️髪型が決めれないというループに入る、、、。
先輩スタイリスト九さんは90分前に入るというから、最低ラインは30分前だ。かろうじて「本人と同時に入ったから遅刻では無い、、、」なんて言っているとアホである。その時点で30分遅刻したと思って良い。
どのタレントさんも、自分が大事に扱われたいわけで、「貴方の入りを待っていました」というウェルカム対応はしたいモノだ。
3番目【コーディネート案が少なくて決まらない】
これは事前準備を怠る事で起こりうる損失だ。
ウチは沢山持っていくが、それでも予備が足りないと悩む事がある。。。弊社は車が3台あるので、どんなに荷物が重くても関係ない。となると、とりあえず予備を たらふく積んでおけば回避出来る。
津野は①ワンピースに対するインナーを、3パターンは用意するように予備を揃える。
準備を怠った日に急遽事務所に予備アイテムを取りに行く時ほど、うんざりする事はない。
この様にリスクヘッジができた上で、失敗に至る場合は、もう仕方ない。考えられる可能性を全て揃えた上での失敗の事を弊社では【良い失敗】として、追求しない。。。
これの逆で、ボンヤリ現場に行って“あれがない、これがない”となるのが【悪い失敗】だ。これは、前日のシュミレーション時間が15分足らなかっただけで起こる、新人特有の失敗。。。
このような悪い失敗を、長い年月をかけて その量によって回避していくのが、アシスタント生活だと思う。

世間では「沢山失敗して学べ!!」なんて緩いWordが飛び交っているが、失敗して良い仕事なんてこの世にはない。コレを語るのは大体、
・誰かの下で励む人間か、
・経営陣ではない会社員、あるいは
・アルバイトである。
どの経営者、どのフリーランスも【絶対に失敗出来ない】と意気込んで毎日を迎えている。それでも予期せぬ失敗に遭遇してしまうのが“仕事”であって、そのケースの失敗は貴方の血となり骨となるだろう。
かたや今週 頭に【悪い失敗】をしたアシスタントに対しては激しく言及した。内容は上記と同じだ。
「沢山失敗しなさい。それで学んで行けば良いから!!なんてのは、全て嘘だからな。失敗して良い仕事なんて、この世に①つもない。失敗しないように考えて考えて考えて、準備しても失敗したものに関しては怒らない。だから極力失敗するな‼️気合い入れて考えろ。」と。

津野は「ご機嫌の大事さ」を深く考えている。その理由は、社長や師匠のご機嫌が社内に与える影響がめちゃくちゃ大きいからだ。彼等の機嫌を押さえておけば、社内は笑いに包まれる。
しかし、ベースの準備が全然ダメで、後10分考えれば回避できた失敗を放置し、本番を迎えるアシスタントに対して、ご機嫌でいることは不可能だ。
準備を怠る行為は他責の極みであり、クライアントや自社に丸っきり愛情が無い。スタイリストのアシスタントなんて、給料の為に働きに来る人はいない訳で、どうしてもスタイリストがやりたくて志願して来る。なーーのーーに、怠けるタイプの人間は本当に終わっている。。。
3年でプロになるという自覚が無い。素人がたった3年でプロだ。そんな職業何処にもない。たった3年を意識して死ぬ程、時間を注がないと達成されない事は一目瞭然である。
社内スタッフ全員が毎日ご機嫌で過ごす為にも、1人1人が決して準備を怠ってはならない。津野は、基本の準備さえ頑張ってくれれば、日本一空気の良い空間を作れる自信がある。
スタッフ全員で空気の良い会社を作る為、準備を万全にして行こう。失敗してはいけない。

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