センスがある人とは

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先日社内で注意した件がある。 

ある日、飛び込みで入ってきた仕事がある。その企画の内容から、弊社の倉庫では 集まらない服の指定だった。。。

そこで安く服を借りれるA社にリースを入れようとしたら,今日(木)14時 or 明日(金)16時の2択だった。

さて、ここで皆様に質問だ🙋‍♀️

「今日の14時には既に別のアポイントが入っている。明日は空いている。貴方はどちらにアポイントを入れるだろうか?」

大抵の人は、明日の空いた枠に入れるだろう。弊社のアシスタントも その選択だった。そこですかさず注意した。

明日金曜日の16時にリースに行って、該当のアイテムがなかった場合。貴方はどう責任を取るつもりですか?

なぜ注意したのか意味が分かるだろうか。。。明日にアポイントを入れる人間は、リスクヘッジの本質を分かっていないからだ。

弊社には1万着の洋服の倉庫がある、、、大抵はその中で何とかなる。しかし、安易に倉庫に頼る事はしない。倉庫は最終手段。

まずは、トレンドのものや最新の服を用意する。それでも顧客満足に至らない時には倉庫を使う。ちなみに、今入っている仕事の9割は倉庫だけでなんとかなる。

ただ、今回飛び込みで入った案件は、倉庫ではどうにもならないもの。だとしたら、外から引っ張るしかない。

という事は、今日既に入っていた14時のアポイントをお断りしてでも、A社のアポイントを入れるべきなのだ。

「これが明日の金曜日16時だとどうなる?翌土曜日は基本、リース業務はストップ。もし、金曜日16時のタイミングで該当のアイテムが無かったら、どういう未来が待っているか、、、そこまで考えてスケジュールを組んでるか?」とアシスタントに問うた。

アシスタントの考えが分からない事はない。既に時間を空けて待って下さるプレスをお断りするのは失礼だし、これからの動きを変更するのも面倒だ。

しかし、会社の信用の事を考えた時に、頼まれた指定服がない状態で現場に行く事が、どれだけまずい事か分かるだろう、、、。

これは紛れもなくセンスだ。ビジネスセンス。スタイリストは、ビジュアルセンスだけでは残れない。ビジネスセンスも同じくらい必要なのである。

では、センスとはなんだろうか。

・上記のようなビジネスセンス。

・スタイリストの技術としてのビジュアルセンス、

・仕事を進めて行く中でチーム感で求められる協調性のセンス、

・チャンスをものにして行く洞察力のセンス。

センスさえあれば、時短で目標達成が出来、お金も稼げる。ではセンスを磨く為には何が必要か、、、。ココに関しては、ザックリと応えると【量】だと思う。

・どれだけのコーディネートを見たか

・どれだけ“上司と部下”、“先方と自社”に挟まれて立ち回ったか

・どれだけ目の前を通り過ぎる数々のチャンスを、数多く掴んだか、、、。

ただ、量を単純に積み上げれば、センスの塊になるかと言われればそうでもない。ここからが第2のステップ。

相手を注意深くリサーチしながら、量をこなして来たかが、鍵である。

・上記のような、2択のアポイントを迫られた局面の優先順位の導き方

・コーディネートを提案した瞬間に変化した、タレントの1ミリの顔の曇り

・大した取材でもないのに、会社の上層部が見学に来る新人タレントの撮影の際に、「会社は、この新人を売ろうとしてるな!?」と感じる嗅覚

・まだ、社歴数年にも関わらず 類稀(たぐいまれ)な手腕で仕事を取るマネージャーが、「今後、上層部に食い込むな」と見抜く千里眼。

このような自分の【感覚的な判断】を信じて、行動に移せたかどうかが、センスを形作り、フリーランス生活の将来を決定付ける。ただ単に服のセンスが良い人間なんて腐る程いる。

ただし、嗅覚 洞察力 行動力 直感力 瞬間的判断力の優れた センスの良いスタイリストは500人に1人しか居ない。

スタイリストとしての売上🆙は、【相手の心をどれだけ読めるか】のゲームだ。日頃からちょっとした僅かな歪(ゆが)みを見逃さずに、的確な判断が出来るセンスの良い人間になろう。

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