「何でスタイリストになりたいの?」
『昔から服が好きだからです』と答える人がいる。それだけだとダメなんだよなぁ、、、と思うのである。服が好きだから、服を使って何をしたいのかまで考えていないといけない。
津野だったら、「服を使ってエンタメ業界で活躍したい。出役の方やその周りのスタッフ全員と、仕事をしたい。」と野望を抱いた。つまり、服は手段で その奥にある芸能界で楽しみたいというわけだ。
「服が好き」だけでは、のちのち行き詰まるのは目に見えている。理由は服好きは一生続かないからだ。例えば昔、唐揚げが好きだった少年は、今はステーキが好きだったり、小籠包が好きだったりする。マイブームは変わる。
ゲームが死ぬ程、好きだった貴方もいつの間にかゲームより楽しい“人付き合い”を見つけたように、ゲームを仕事とするなら「ゲームで、異世界を冒険出来る事が好きなので、同じ体験を一般の方にも届けたい」という所まで掘り下げて仕事を選んでいくと飽きないし、続ける事が出来る。
では貴方は服を通して何がしたいだろうか、、、

ただ服が好きなのであれば 服で稼ぐのではなく、服を自腹で買って楽しむ方が、なんぼか幸せだろう。
本当の服好きがスタイリストになった時、自分の好きな服を着せる事が出来ないストレスに悩まされる事もある。
仕事というのは、お金を払った人に責任を取らなければならない。要するに、大きな規制があるわけだ。よって「好きな顔立ちのモデルに、好きに着せて下さい」なんて機会は来ない。
津野みたいに自社ブランドを持っている人が、スタイリストとして入る場合は、好きな服を好きなスタッフで好きなように着せれる。しかし、お金の出所は自分の懐である。
例えば、個人的にはスーツのスタイリングがめちゃくちゃ好きなのに、仕事では、フリフリのゴスロリを着せて、自分の名前のクレジットが入る。そこに違和感を感じたり プライドが傷つくようだったら、スタイリストはやれないのだ。
よって、服を通して何をしたいかを真剣に考え、純粋に服が好きなら、お金を払って自身で楽しめば良いと思うのだ。

次公開のYouTubeでは浅香唯さんのヘアメイク押田さんが、40年ヘアメイクを続けた秘訣を語ってくれた。動画内では、【仕事とプライベートを切り離す大事さ】を話してくれている。
彼は「ヘアメイクが好きか?」と言われれば「そうではない。」と言っている。だからこそ、「変なこだわりがなく何色にも染まる事が出来たし、制作やタレントの要望に真摯に答える事ができた」という事だ。
コレがヘアメイクが好きで好きで堪らなかったら、やりたい事が出来ない悔しさに苛(さいな)まれていただろう。
更にはヘアメイク界のNo.1を目指したがNo.1にはなれずに、第二集団をずっと走る人生だった。だから、転落に悩む事もなく、目標が消える事もなく、走り続ける事が出来たらしい。
津野も押田さんと同じで スタートはスタイリスト山の頂点を目指した。しかし、全事務所の全スターを総ナメにする事なんてできず、上記に近いポジションを築いたスタイリストを追撃する形で、ここまで来れたから、長く続けられたのかもしれない。
津野が本当に好きなモノは、服ではない。派手な世界🌏である。日本を震撼する派手な【メディアの世界】に生きる為の手段として、服を扱うスタイリストを選んだ。
貴方は服が好きなだけで、本当にスタイリストを選んで良いのか、、、いま1度自分に問い合わせてみよう!!

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