服は二の次の客、、、😭

プロフィール

フィッティング当日まで必要な情報を伝えない担当者(タレント本人、マネージャー)もそれなりにいる。津野はもともと用意する量が、他スタイリストより多いので、

・集めて貰った物の中で なんとかしようと思うのか、

・伝えるのが面倒だったのか、

・服なんてどうでも良く、本番で良いコメントが出来る事だけに集中していたのか

分からないが、

フィッティングがスタートして2分で、ガサっと候補が削られる事なんて日常茶飯事だ。困ったもんである。

・「今回はパンツの中でもワイドが良かったんです」

・「他の共演者が男性多いので、黒、ネイビー、グレーは避けたいです」

・「動き辛い服は違うかな、、、

などなど、

「それなんで先に言わんかった?」ということが多い。これをやられる度に「どうせ、下請けなんてこんなもんか、、、」と思ってしまう。愚痴っちゃー愚痴だが、言わないといけない事。しかし、これはめちゃくちゃ多い。今日もあった。

スタイリストの集める時間の削除、本番中の本人のパフォーマンスに大きく関わる、、、。

ファッション誌では無い限り、我々の仕事は作品の中の1つの歯車⚙️。。。良い意味でもあるし、悪い意味にもなる。

我々がいないと、映画のクオリティは落ちるだろう、バラエティ出演の華やかさは消えるだろう、取材の時 事前に街中の服屋を探さないといけなくなるだろう。

しかし、俳優は演技が本業、アーティストは歌が本業、、、。正直1番にやるべき事は服では無い。服が好きな数少ない出役の人なら、服の重要性は大きいが,当然そんな人ばかりでは無いわけだ。

バラエティでスマッシュトークが出来れば、服なんてなんでも良い人は一定数いて、思い出したように当日、独自の服の条件を語ってきたりする。。。

ただ、この出役の気まぐれは もうどうしようもない。上手く付き合っていかなければならない。

過去、超有名女優の方から「津野さんとはずっと一緒に仕事して行きたいから、仮に私が事務所移動してもスタイリングしてねっ💕」と言われたことも幾度となくあるが、事務所が変わると仕事は来ない。マネージャーが変わるだけでも仕事は来なくなる。

コチラは勿論ずっと担当していたかったが、取り巻く環境が変われば、使うスタッフも変わるものだ。

ただ、その瞬間その時に発した言葉は真実で、「その言葉を頂けただけ幸せだった」と思って過ごしてきた。

とある美容室を営むヘアメイクさんは、この様に長年一緒だった人を簡単に切り捨てる業界が嫌いだから、「ヘアメイクの仕事を減らし、サロンワークを増やした」とも言っていた。。。

我々は下請けだから、出役の方の気まぐれはもう仕方がない。では、最高の下請けとは何か、、、となるわけだ。

それは、嫌な事があっても、「先に言えよ」があっても 笑い飛ばす軽さと、即座にその要望に合わせる対応力だと思う。「我慢強く気長であれ!」と言うことである。

ネチネチし、対応力の悪い奴に成り下がった途端に仕事を失う。何か急に文句を言われても、「あ、そう言う考えなら今からメイク中に揃えるよっ!!」といった具合に「そんなの楽勝」を表面上作ること、それ以外にない。。。仮に腹がたっても無理矢理「良い仕事」として終わらせる事。怒りの感情を丸々葬ることが得策だ。

どうしても煮え切らない時は、断ってもいいし、アシスタントなり、飲み会で友達にぶち撒ければ良い。表面上はフットワークの軽い人間を繕う力が試される仕事である。

今後も「今それ言う?」が沢山あると思う。だが、都度、縦横無尽に対応し フッ軽スタイリストで行ければ、安定した収入が見込めると思うのである。

気長に行こう^_^

コメント

タイトルとURLをコピーしました