お世話になっているマネージャーが移籍した。移籍先での様子を聞いてみた。
マネージャー職は、新卒ではなかなか採用されない。津野もオスカーに新卒で入った際は1200人応募が来て入れたのは4名だった。しかし、中途はかなり高確率で採用される。どこの事務所も即戦力がほしいのだ。
弊社だって優秀な中途のアシスタントがいたら即採用だが、そんな人はなかなか居ない。
優秀であればあるほど、1社であっという間に独立しスタースタイリストになるからだ。
話はマネージャーに戻すが、名のあるタレントのマネージャーだった人は、引くて数多で事務所を選べるレベルである。今回はチーフとして高収入で採用されたらしい。
その人が移動する事で移籍先の会社は、沢山の取引先をGETできる。最高だろう。
逆に移籍者にとっては、背筋が伸びる。
元々働いていた社員の上につく事で、摩擦を起こしたくないし、結果を出さないといけない。
会社とは、利益を出す集団であり、結果が全てである。社員1人1人が最低でも自分の年収の3倍の利益を残さないと御荷物社員である。。。
高収入で入ったという事は、その分多目に利益を残さないといけないという事。プレッシャーもタダならぬもの、、、その辺は大丈夫か本人に聞いたら、入社2ヶ月で所属タレントに対し、複数のドラマの出演を決めてきたようだ。流石である。
社長はその動きに対し、褒め称え、既存の社員の前でケツを叩いたという。「お前らもしっかり取ってこいと」。

上記の方のように、皆様も今のコミュニティ内で無くてはならない存在になろうではないか。それを自覚できた時に、人はキラキラ輝き出し、自尊心が高まり好成績を上げる
逆にその存在に至るまでの長い道のりが耐えれなくて挫折し、消えていく人は今も後を経たない。
津野は会社員時代、取り替えの効く人間だった。タレントさんから指名で担当を勝ち取ってはいたが、仕事を取って来れるわけでもない。気が効くわけでもない。責任も取れない。自分が辞めてもまた違う誰かが、問題なくこのポジションを取る、、、そう思っていた。
スタイリストになってからも、結論、替えはいるが、「貴方が来てくれるなら嬉しい」と言ってくれる人は会社員時代よりは多い気はする。
その人達の為に頑張ろうと思える。
移籍したマネージャーの姿を見て、「やるからには、目指した業界で代替え不可能なポジションまで、登り詰めないといけない!」と改めて思えた事は、また新たな活力となった。
「貴方でないとダメです!!」「貴方がいたから、この業界を目指した!!」と誰かにそう言われるようになるまで、積み上げて行きましょう!!
未来は明るい。

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