LAの至る所で「ジャカランダ」という紫の花が街路樹として咲いている。
街を🚗で走っていたら、一本の綺麗なジャカランダの大木がある庭付きの一軒家があった。その家の敷地内の芝生で、家主の許可なくゲリラ撮影を行った。
すると、しばらくして、その家のカーテンが開けられ、何やらモゾモゾ家主が出てきた。
嫌な予感。長年スタイリストをやると慣れたもんだ。大体このケースだと「あ、、やばい😅怒られる。」という空気になる。
ところが、今回はアメリカ。全然違かった。。。家主から「どうだ?ウチの庭は?最高だろう?!」と言われた。そして、裏から子供も出てきて、自慢気に我々の撮影を眺めていた。
こういう所が良い。日本では撮影は邪魔者扱い、なのにアメリカに来ると真逆なのだ。
撮影に関しては、寛容なのがアメリカ。大体どんな所でもお金を出しさえすれば撮影場所を借りれる。当然今回はお金は払っていないが、寛容だなぁと思った。
更に、道を挟んでカメラを向けて撮影していると、わざわざ、車が止まって撮影待ちをしてくれた。
日本に慣れてる撮影クルーは、先に通そうと「先に通って!!」と手招きの👋ボディランゲージを促すが、
運転手は「そのままら続けなはれ」👍とジェスチャーして撮影が終わるのを待ってくれたりする。友好的である。
視野が広い、他人に対する関心度が日本とは全く違う事を身をもって知った。
閉鎖的な世界で、生きていると大事な事を見失ってしまう。時に環境を変えて、異文化に触れると、
世界は日本とは違う周り方をしていると気付く事もある。世界を広い視野でみよう!!
いつの日か自分の子供達が「海外に行ってみたい!」と言い出す時に、「このお金で行ってこい!」と経験を与えてあげれる親になる為に、ひたすら準備して行こうと思っている。

スタイリストは、エンターテイメント業界だけ見ていても、視野の狭い人になるだろう。普通に暮らしていれば、周りは芸能関係者しか居なくなる。
一般の方からは、「津野くんは毎日芸能人を見れて幸せだね」と羨ましがられる。確かに幸せな事は間違いない。しかも、弊社は1日に3つ撮影が有るので、同じ時間で通常のスタイリストの3倍の量を見れる。
しかし、その世界だけで生きて、意識的に外の世界を見ようとしなければ、気付きも、学びも失われていくものだ。
例えば、孫正義さん、⚽️ロナウド選手、イーロンマスク氏、YouTuberヒカル氏などは、津野の知らない広い世界を 体感をもって切り開いている。
今、世界ではどの産業が産声をあげていて、AIはどの精度まで進化しているか、触りだけでも知っておくと、世界は広がるものだ。
いつか自分がより高いステージにいけて、日本を動かすような人達のコミュニティに入れた時、
彼等と対等な話が出来るよう、世界と日本の動きには、ついて行かないといけないと思っている。ゾーンを広げていこう。

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