日本マクドナルドの創業者 藤田田氏は、側近を全て「約束を破った事がない人で固めた」という過去がある。
ビジネスにおける信用とは、「約束を守れるかどうかの人間性」のことを言う。
・お金を借りたら、例え10円でもしっかり返す人。
・仕事を依頼をされたら、期待を超えたリターンで返す人
・資料の提出期限を守る人
などなど、「お金と時間に命をかける人」が、約束を守れる人だ。これがなかなか出来ない。約束を守る人は、人間関係を大事にしたいという想いが、表に出ている。そこに藤田さんは着目したのだろう。
これに対して 大きな約束は愚か、小さな約束であろうと守れない人がいる。その様な人は、性格がズボラで自分に甘く、雑。謝れば許されると思っている。
互いの関係を大事にしたいと言う想いは、微塵も感じない、、、。それが表に出てしまっており、人はどんどん離れていく。自業自得である。
確かに、ウチにいて生き残ったアシスタント達は、大小関わらず約束を守る。
クレジットは3日以内に提出、レスポンスは早く、経費は20日に必ず出すなどなど、細かい約束を守っている。
これが出来ない人は、ことごとく去って行った。
今思えば独立して行った子達は、自然と信用の取り方を身につけていたようだ。

更に弊社のもう一つの約束は、夏休みの宿題を初日に終わらせるような「先手先手の人間になること。」
これも全員が当たり前の様にやっている。「事前の1手は事後の100手にも勝る」という言葉がある程、先手は仕事をする上で大事なことである。
コレを怠った時に限って、当日失敗するものだ。
人、会社との約束を守り、仕事は先回りする。これさえ出来れば、どこの会社に行っても優秀な人間として重宝される。
「仕事が出来る人間になるには!」と考えるとやる事が膨大に思えるが、分解して分かりやすく整理すると、単純な事に思えるものだ。
仕事が出来る人間になれば、人が寄ってくる。ここに、協調性がプラスアルファされれば、最強である。
豊かな人生にするために、豊かな人になろう。そのためには、対価の先払いが条件である。

コメント