ふざけたコーディネートで挑んでみた

プロフィール

スタイリストは企画を依頼されて、そこにコーディネートを寄せる仕事。企画の枠内で衣装提案を施す。今回は7名のグループスタイリングで、JKの人がいたり、JKを着いないまでもインナーに襟が付いていたりと、「カチッとし過ぎず、緩すぎないスタイリング」というイメージだった。

分かりやすく言うと、

・テーラードの形のJK+Tシャツ

・ブルゾン+インナーに襟付きシャツ

みたいな事。そして、色は明るい方が良い。

ここを守れれば良いわけで、細かい所は丸投げして頂いている。よって、サーティワンのアイスクリームの色味で提案してみた🍨アシスタント達のアイデアである。

・クッキー&クリーム(白ベースに黒のコーディネート)

・チョコミント(緑ベース×黒)

とアイスの写真をハンガーに貼って、コーディネートを組む。

0➡️1を作るよりも 参考資料がある方が単純に作りやすい為、なかなかの“スマッシュアイデア”だと思った。

大納言あずき🫘の色味に関しては、茶+ピンクという事で、なかなかの地味っぷりだが、それなりに仕上げて現場にお待ちした。

半ば緊張して、コーディネート提案をするとメンバーとマネージャーは大喜び。「何これ!?めっちゃ面白い」という事で 沸いた❤️‍🔥

組まれた色味が まるで写真のアイスだったことから衣装のチェンジもなく 組んだままで着用してくれた。本番の動画撮影でも、衣装のポイントを1人1人語ってくれた事は感激だった。

遊び心は人の注意を引きつける。少なくとも、「ただ単に集めました。」と言う状態より、スタイリストの大きな熱意を感じたはず。

これは誕生日のサプライズと同じ原理で、自分達のために、余分な時間を使ってくれた事が嬉しいわけで、面倒な事を敢えてやることで 喜んで頂けるのである。 

今回はタレントが喜んでくれた事よりも、ウチのアシスタントから、そのような提案が出た事が嬉しかった

「遊び心の提案を出せる空気感が、自分の会社にはあるのか、、、」と思えると、社長としては嬉しいものだ。空気の悪い会社に貢献する為に、「意見を出そう」なんてレアキャラはこの世にはいないわけで、

多少なりとも「意見を言いやすい空気」が自社にあったことは救いである。

何でもない日常を面白く。これが出来れば日々は最高の思い出となる。スタイリストを目指す人間は、アシスタント生活の中で 想像より遥かに地味な毎日を経験し、思った世界と違うと物申して 続々と辞めていく。

そんな中、

・タレントから缶コーヒーを貰ったとか、

・現場でヘアメイクのアシスタントと少し話せたとか、

ほんの些細な出来事で気分を上げて、日々をやり過ごす事が出来れば、それなりに続けて行く事が出来る。

SNSを開けば、インフルエンサーの派手な日常が目の前を覆う時代だ。そりゃ自分も若いとドーパミンがドバドバ出るような日常を、夢見るようにもなるだろう。

津野はインフルエンサーの友達もいるが、当然だけれど、大衆の想像とは裏腹に 地味な毎日を送っている。

彼等は週に1回あるかないかのイベントや食事を 毎日行っているかの様に露出するプロフェッショナル。それに惑わされてはいけない。

スペシャルdayに陶酔し日常を悲観するよりも、何でもない日常を 誰よりも面白くできる心を持てる人間になっていこう。弊社もその様な会社にして行きたいと心から思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました