成功するタイプ、失敗するタイプ

プロフィール

課題を出した時に、人は2種類に分かれる。

A課題に対して、あらゆる手を使って解決しようとするタイプ。

B課題に対して、努力をせず「出来ない」や「分からない。」を口にして向き合おうとしないタイプ。

弊社アシスタントがBのタイプだったら、その時点で首だが、世の中にはBタイプは驚く程多い。

昔々師匠から、ある銘柄のタバコを買ってこいと言われた。

そのタバコは特殊で、なかなかお目にかかれない。その辺のコンビニや、商店に行ったものの見つける事が出来ず、師匠に電話。

「付近の数店舗には、この銘柄はありません。あと1時間頂けたら10店舗追加で探しますが、いかがされますか?」と質問した。

これで、

時間がなければ別のものを指定されるし、時間があれば探して来いの指示を頂ける。

この様に見つけるまで諦めない気持ちは、「当たり前」と思っていたが、いざ社会にでると そうでない人が沢山いた。

中には1店舗 見て見つけられず帰ってくる人や、「何処に売ってますか?」なんて師匠に聞く人もいる。自分の力で探そうとしないのだ。

Bタイプは、お先真っ暗である。フリーランスになって自力で生きていこうと決めたのなら、探し物一つ自力で出来なくてどうする、、、。そう思う。

ましてや今は携帯電話がある。なのに、それを使おうともせず、上の人に聞く人がいるのは驚きだ。

当然、指示を出した先輩や上司は その無能さに一瞬で気付く。自分で調べればわかる事を上の人に聞くのは御法度である

例えば、我々スタイリストはクライアントからの衣装発注で、メンズの全身ゴールドを着たいなんて言われる事もある。

皆さん全身ゴールドの服を服屋で見た事はあるだろうか、、、ほぼ無いはずだ。

ココでNOを伝えるかどうかはスタイリスト次第。例えば打開策として

・レディースのX Lを探す。

・形の良いデザインの服に金箔を貼る

・生地から作る

この辺を提案出来るかどうか。そこまでお客様ファーストで考えてあげれるかどうかが、今後を決めるだろう。

昔、アシスタントが調べものをインターン生にお願いをした事がある。その業務に対して、

・C「分からないけどやってみます。」と手を動かし始める人

・D探せない理由を伝えて、手を動かさない人あるいは避けようとする人

の2人がいた。

さて、貴方ならどちらの人を今後チームに入れたいと思うだろうか。答えは明白だろう。

上記のBやDのタイプは、フリーランスになったとて どのチームにも入れて貰えない。

マインドが終わってるからだ。

仕事は成果を重視される。成果を上げ、利益を上げ世に貢献するのが【会社の役割】だ。

成果を上げず、一緒にいて利益にならない仲間は必要だろうか。。。必要ない。

皆「一緒にいて得する人」と一緒に居たいと思っている。具体的には、

・上司や先輩の時間を捻出してくれる人

・手間がかからず、面倒くさくない人

・1つ1つの業務をスピーディーにタンタンと終わらせていく人である。

更に社会に出れば、皆、時間がない。

限られた時間の中で、成果と利益を出さないなら、仲間としては要無しだ。それはそうだろう 全ての発注は期限内の成果を求められる。

社内に限らず社外も同じ、会社同士の付き合いは、損得で人と人が付き合う事を、学生は知っておいた方が良い。

我々スタイリストは、タレントチームに入る事で、どれだけメリットがあるかを問われる

メリットとは、マネージャーにとって気分が上がるかと、手間を喜んで受けてくれるかだ。払った額以上の動きをしろという事。

(※ちなみに、利益や損得に関係なく会える人の事を、世間は友達と呼ぶ。会社に友達は必要ない。)

この事を考えるとBやDのような手間がかかる上に、時間を奪う人は一緒にいて損をする人だ。

それが入社する前にバレてしまったら、どの会社も貴方を仲間に入れないだろう。

要するに、入社前のインターンや入社後すぐの新人は、「この人 返事良いし、手間かかんない、自主的に動いて最高」ってのが最強であり、

その様な人は、スタイリストになってからも同様に最高なのだ。

会社は成果と利益。他社は貴方と付き合って🉐がどうかで、仕事をするかどうか決める。それを知った上で、どう人に与えていくかを学びながら、社会と付き合っていこう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました