アシスタントが遅刻。。。前回の遅刻のさいは「忙しいから仕方ない。」という理由で許したが、遅刻が続くとなると話は別、、、他のメンバーへの建前もあり、指導しないといけない。
今回は一緒に対策を立てた。
結果、目覚ましを携帯とは別で用意し、立って押しに行かないといけない位置に設置する事となった。
正直、師匠がアシスタントの課題に入って行くことは、どうなのかと思う。
他人の【遅刻】に関しては、他人の課題である。津野はポリシーとして他人の課題には、介入しない事を心に決めている。
理由は、「こうした方が良いよ、ああした方が良いよ」というアドバイスは、悲しい想いをしている人を更に追い込む事になる。つまり、人を傷付ける。
それが息子であっても、親であっても人間関係を円滑に進める為には、他人の課題には入らない方が無難である。
よって、今回は遅刻者本人から遅刻対策の案を出してもらい、それを実行して貰う方法にした。
ちなみに、遅刻者に対して、津野から目覚まし電話をする事は ほぼない。
アシスタントが居なくても、津野が1人で現場対応出来れば対応するし、アシスタントが必要であれば、その時間に起きてる別のスタッフを探して、連れて行くようにしている。
ただし、今日に限ってはアシスタント4人が4人とも午前に別現場が入っていた。するとどうしようもないわけだ、、、。

今回を機に遅刻のメカニズムに関して調べた。ハーバード大学の調査によると、「遅刻する人=ダラダラした人」という認識は間違っているという。
実際に遅刻をする人の中で、だらしないルーズな人は5人に1人。
遅刻者の多くは、自分の好きなジャンルには、几帳面で積極的に取り組む人が多いという。
つまり、遅刻する人というのは遅刻に対してのみ【重要性】を感じていないという事になる。
また、遅刻癖のある人は
・ADHD(注意欠如・多動性障害)の方や、
・マルチタスク(複数の業務をいっぺんにこなす人)の能力を持った人
に多い傾向にあるという。
たとえば、思ったより早く身支度が出来てしまったから、「余った10分でアレとコレを済ませよう!」とするようだ。その結果、定刻時間ギリギリになるという。その10分を止めて早く家を出れば良いのに、、、。

更に遅刻者は遅刻そのものに重要性を感じていない上に、人の時間を奪う事に対しても、さほど重要性を感じていない。しかし、人の時間を奪うということは お金を奪う事と同意である。時間=お金なのだ。
例えば、
・目的地に早く行くために 皆は高速代を払って時間を短縮する。
・洗濯物を干す時間を短縮する為に、乾燥機付きドラム式洗濯機を高額で買う。
・料理時間を削る為に、少し高いお金を払って外食をする
コレは全て、時間をお金で買っている行為である。
先輩や師匠クラスは、同じ時間を別の業務に当てれば大金を稼ぐ。その時間を奪うという事は、お金を盗んでる事と同意なのである。

しかし例外はある。
遅刻者が超有能で代替え不可能な人材に限り、遅刻は許される事を知っておこう。当然 海外セレブ、木村拓哉さんは遅刻しても怒られない。
そのランクまで行かずとも、有能であれば有る人程その人の時間は取り辛い為 「遅刻は仕方ない。」という事で、多少の遅刻は許される。
そこのランクに辿り着くまでは、基本的には15分前には到着しておく必要があるだろう。
代替え不可能な人材に登り詰めるまでは、遅刻は避けよう。もし遅刻をしてしまったら、終わり時間を延長して補填するようにすべきである。時間を大切に。遅刻で信用を無くすことは、非常に勿体無い。
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