弊社は「案件毎の企画(コーディネートイメージ)を印刷して、その紙を見ながら一度アシスタントが組んだコーディネートをチェックして、津野が作り直す」という作業を繰り返している。
「Aのコーディネート案のチェックをお願いします。」と言われたら、そのコーデを組んだアシスタントとやり取りをする訳だ。
初めましてのモデルも多いので、先ずは
①どう言う撮影かを細かく聞く
・テレビで踊る企画
・雑誌で料理をする企画
②サイズとモデルの私服姿を見せて貰って、テイストを頭の中で分類
③部屋着の指定であれば、何処から仕事を頂いたかを分析して、ジェラピケにするのか、Tシャツ+短パンにするのか決める。
媒体から貰った仕事なら、媒体の指定通りに。
モデルの事務所から貰った仕事なら、モデルの好きなテイストorマネージャーの好きなテイストに寄せる。
④上記の仕事の出所を頼りに、出された企画の数だけ、服とイメージがあっているか確認する。
この流れ。
つまり、仕事の内容を分かっていないアシスタントは、①の段階から何度やっても進めない、、、
・台本を飲まないで撮影現場に行くアシスタント、
・タレント・モデルの事を知らずに撮影現場に行く人、
・企画が頭の中でグチャグチャのまま撮影現場に行く人
を無くす手立てである。
①〜④に進む中で質問は10は行く、「何故このコーディネートにしたのか、」「どう言う考えでこの服を出したのか、、、」などなど、慣れていないアシスタントはタジタジになる。

撮影の成功は、モデル、事務所、媒体の頭の中のイメージをどれだけ正確に服に落とすかであり、3者誰か1人でもイメージと かけ離れたものになると、駄目スタイリストの烙印を押される。それは、2回目がない事を意味する。
つまり、今現在 沢山の仕事を抱えているクリエーターは、他者の頭の中のイメージを具現化する事に長けた人物であり、自分勝手なコーディネートを組む人はいない。
津野は良く仕事の出来る人は、【先が読める人】と言語化しているが、【先方の頭の中が読める人】もこの枠内である。
弊社は撮影本数が多いので、擦り合わせる能力に関しては、多くの人に安心感を与えている。しかし、どんなに仲良の良い取引先でも、頭の中を明確に予知する事は出来ない。なので、少しコーディネートを作っては擦り合わせ、更に30%作っては擦り合わせを繰り返す。要はマメ。
だからこそ、安心感を与える事ができ 本番で大きく失敗する事は少ない。このマメさ故に、弊社のLINEのやりとりは1日に1000件にもなる。
つまり、適当に仕事を処理するタイプ、マイペースを自負する人が来ると、大変なアシスタント生活になる。。。先ずは性格から直すのは、骨の折れる作業だ。。。
仕事とは【役に立つ事】なので、人の役に立てない自分大好きさんには仕事は来ないし、金持ちにもなれない。
前澤友作さんに、「2回目の人生があったとして、また金持ちになりたいですか?」に対して
「人の為に頑張っちゃうと、お金持ちになっちゃうからねぇ、、、」と言ったのは、真実を捉えているなぁ、、と思うのである。

津野が先方の頭の中を読む作業を毎日繰り返しているので、アシスタントは津野の脳内を読む修行期間となる。
現役アシスタントがよく、「津野さんなら、こう組むかなぁと思って、、、」と口走るのは、頭の中を読もうとする努力の賜物。
このように、
コミュニティというのは、価値観を合わせないと仕事にならない。これは師匠とアシスタントも同じ。トップが、“マメで細かく、用心深い人”なら それに合わせる必要がある。
インターンが良く言う「津野さんが、どう言う人か見に来ました」は、ざっくりした言い方だが、“津野に自分が合わせる事が出来るか”を見る期間である。郷に行ったら郷に従えという事。
よって、“マイペース”を売りにしている学生は、何処の企業からもお呼びでない。よって、その特徴はひたすら隠すべきである。間違っても口にしてはいけない。
ペースをトップに合わせてこそ仕事になる。熱量をトップに合わせてこそ仕事になる。トップとエネルギー量が合わない人から順に脱落して行くのである。
いつまでも、コーディネートをやり直しを提案されない様、アシスタントは入社日から師匠のマメさに合わせないといけない。エネルギー量が合う相手を見つけていこう!!

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