【20代をどう生きたかで、人生が決まる】とビジネス界隈で言われている事をご存じだろうか。20代に急激に知識、経験を吸収し、失敗を繰り返した人に、30代幸せが訪れると言われている。
20代は自分に何の才能があって、何の才能がないのかを探る期間である。学校教育から離れ、社会でのストレスにさらされ、仕事の出来る猛者の中で どう頭一個抜けていけるかを探る期間となる。その期間に「自分にはこういう才能があるんだ」と発見し、そこを集中的に伸ばす事で30代の活躍に繋がる。
この大事な大事な20代を、どういうスタンスで乗り切れば良いか伝えておこう。

社会には下記3️⃣パターンの人間が存在する
❶言われた事が出来ない人
❷言われた事を淡々とこなす人間
❸言われてない事まで自発的にやる人間
いうまでもないが、
❶はどの会社もいらない。
❷は取り替え可能な人間、頻繁に入れ替わる人間。
ここに入ってしまうと、30代は幸せになれない。
決められた時間、金額の分しか働かない人は【取り替え可能】という事を知っておこう。
必要なのは❸である。当然だが弊社は、❸の心を持っていないと終わる。しかし、過去❶❷のアシスタント達も沢山いた。
低賃金、長時間労働なので、文句は言えないが❶❷の人が独立して偉業を成し遂げるとはとても思えない。そして、❶❷の人とぶっちゃげ仲良くも出来ないのが我々、経営者である。

❸の心を持った人は、コーディネートを試しにやらせても、全く違う出し方をする。
●春なのに現場が寒いかもしれない事を予想して、暖かいニットも出しておいたり
●ロケで軽い運動をする可能性があると、パンツルックを多めに出す。
●スタジオセットの背景を事前に調べて、背景と被らない色を出す。更に
●共演者と色被りしないように、全色だす。
などなど ホスピタリティが群を抜いている。「コレちょっと提案 多過ぎない?」と思える所までコーディネートをだして、師匠の期待値を超えた時に この業務は合格点となる。
プラスして、日常から自社の「良いところ」や「働きやすさ」を外の世界に宣伝するような強者がいたら、経営者はどう思うだろうか。
可愛くて可愛くて仕方がない。コレが弊社が理念としている「人を喜ばす」という事だ。

我々、経営者は孤独である。独立したアシスタント達も これは理解している。
経営者は命を削って精一杯事業に専念している。そのため、アシスタントには時に厳しく指導しないといけない、、、厳しくすると人は距離を置きたがるものだ、、、結果、自分に寄り添ってくれる人はいなくなる。
しかし、経営者も人間。部下が心配してくれたり、相談に乗ってくれると嬉しいものだ。。。
ここで、ビートタケシさんの【友達】という詩を紹介しよう
🖋️困ったとき助けてくれたり、自分の事のように心配して相談に乗ってくれる。そんな友人が欲しい。馬鹿野郎。友達が欲しかったら、相談にのり、心配してやる事だ。そして相手に何も期待しないこと。これが友達を作る秘訣だ。
アシスタントの事を【友達】と定義付けるのは、ちょっと申し訳ないが、スタイリストの中には、師匠と弟子が友達のように仲の良いところは沢山ある。
ここで言う【友達】は、まさに❸である。言われてもないお節介で師匠を心配し、相談に乗ってあげようとする。それを自発的にやっている。
会社が必要なのも❸ 、
会社から離れ1人の人間として必要な人も❸
つまり、見返りがなくとも「言われてもない事まで自発的に動く人」の事を全世界の人間が欲しがっている。
貴方もそういう人になろう。津野もそういう人になりたい。

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