愛想は生きて行く上で重要なスキルだ。人同士で仕事を分け与える世界において、愛想がないと頼み事がし辛い。頼み事=仕事なので、重大な問題である。
しかし、愛想が良すぎる人も不信感を与える。自分というものが無さそうに見えて、何を考えているか分からないからだ。何人かこの様な人を見て来たが、非常に嘘っぽく上辺だけの浅い人間に見えてしまう、、、。せっかく愛想が良いのに、勿体ない。。。愛想も度を越えるとマイナスに働くのだ。何事もバランスが必要なのである。
今回カレンダー撮影に同行したヘアメイクさんは、津野とは3回目の撮影(以前は大平峻也くんの撮影で一緒)だった。愛想が丁度良く、出しゃばらないのに人に好かれるタイプ。
過去2回のお仕事もカレンダー撮影だったが、あまり話せて無かった。都内のカレンダー撮影だと、控え室は狭い事も多く、津野は外に出て待っている。唯一接点のある瞬間といえば着替えなのだが、そこはアシスタントがやってくれる為、控え室での交流はない。
撮影中に話せれば良いが、撮影中は依頼をくれた制作と話す事が多く、簡単な会話以外は話さないまま終わる事もある。
今回は泊まりの撮影だったので、夕食時に沢山お話し出来る機会があった。
彼女のトークスタイルは、積極的に話に行くのではなく、話しかけられてから言葉数多く対応する人。。。自分の不幸話を沢山持っていて、それを披露し、スタッフ皆んなに可愛がられていた。不幸をネタにする所が非常に頭が良い。どうやら既婚者にモテるらしいが、ロマンス詐欺にあった話は非常に興味深かった。

彼女はメイク界に覚悟を持って入った人で、現在30代前半。20代前半の若かりし時代に、半年で120万の講座を自ら受けに行き、2.5次元の舞台を担当する会社に10年所属し、社内で1番働いて社長の右腕まで上り詰め、独立してからイギリス🇬🇧にメイク留学に行った。メイクに対して命懸けの人生を送っていた。
特にウィッグ作りが特技で、日本発祥の有名漫画の実写化をNetflixで担当する事が夢との事。更には、近いうちに法人化して「サロンを西新宿に出す」と意気込んでいた。西新宿は日本で唯一「俳優と一般人が混じる場所」だからだ。確かにその通りである。
夕食に同席した津野、カメラマン、制作会社の社長は、過去にこの時期を経験した。どうなるか分からない未来に希望を乗せて自社を設立し、そこに沢山の事業を入れて人生を厚みのあるものにしようと試みた。
津野はスタイリスト事業以外の事業としてチュロス屋をやって失敗したが、同時期にスタートした制作会社社長のダンス教室は今や生徒70名。カメラマンもこれから新たな事業に挑戦する様で、その話をしたら、
「会社を作って、大きくするような人種が周りに1人もいないので、めちゃくちゃ勉強になります📚」と楽しそうだった。
「他人に語れる経験をしておく事は大事だ」と思ったエピソードだ。

彼女と話してみて思った事は、
愛想は良くないと仕事は100%来ないが、でしゃばらないバランス感覚も非常に重要だという事。
ただ、他人に興味を持たれた(話しかけられた)瞬間に切り込んでいくスピード感は、めちゃくちゃ必要だと思った。ココで自分の不幸話に持っていったところには👏👏だった。
最初に、会話のキッカケとして「自分から話しかけるスキル」さえ身に付ければ更に多くの仕事が手に入るだろう。
彼女と同じ師匠をもつ🇭🇰香港イベントを共にしたヘアメイク牧野くんも、同じような事を言っていた。「話しかけ辛いな、、、と思った人には自分から行く様に、自分の性格を変えた。」と、、、。
初めの①歩を誰よりも早く出す勇気。これは後天的に身に付けられるスキルである。津野も牧野くんを見習って、話辛い人に自ら切り込んでいこうと思う。
今回は、「必要以上の愛想は不信感をうむ」という話をした。過剰な対応が板についている人は,バランス感覚を見直す必要があるのかも知れない。津野も過剰にリアクションし過ぎて、相手が付いて来ない瞬間をしばしば目にするので気をつけて行こう😭😭

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